第一部:ゲート 開けり
第三偵察隊 初遭遇する
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うな少し強めの発言をしたのだ。
だが、そんな彼女の態度と顔を見て反感などは抱いておらず、ロビンは逆に思わず口笛を吹きたくなえるのを我慢しながら良い印象を抱いていた。彼女はなんと良い女なのだろうと。何せ彼の知る女性陣の中で、目の前のエルフの女のような真面な女性は希少価値で、他は基本的に濃すぎるキャラで対応に困る女性ばっかりなので苦労&ストレスの一端を担っているのだ。そんな環境下で目の前の女エルフのような真面目な性格の女は貴重で、思わず趣味であるナンパをして連れて帰ろうかと真剣に思ったほど。・・・・・・流石に父親に悪いので自重したが。
とまぁ、何はともあれ、こうして宴会とホドリューを通じて少し良い雰囲気へとなってきているのは確かなので、ますます説得できる可能性が向上したとロビンはそう確信し、さっそく畳みかけようとしたその時だった。
「大変だー!!変な連中がこっちに向かってきているぞ!」
招かれざる客が多くやって来たのは。
20分後
急いで子供や女たちを家に立て籠もらせ、村の男性エルフたちは弓や剣を手にとって武装して集結し、件の連中がこちらに向かってくる方角へと目を光らせ、
茂みや木々の上などに陣取って臨戦態勢を整えている。ロビンもこの森で暮らすエルフたちの信頼を得るために愛用の弓で、宝具でもある「祈りの弓(イー・バウ)」を取り出して狙撃できる体制を整えている。当初は使者なのでここから退避するよう勧められたのだが、カルデアと自由の民に対する信頼を得るため、
そしてかつてゲリラ戦に励んでいた日々と今の状況がつい重なったので、これら二つの理由からエルフたちの援護を行うことを決めたのだ。
彼は茂みや地面に得意の破壊工作による罠を仕掛けまくり、
奴らの進軍速度を遅らせようとした。
その準備を行いながら彼は件の連中の正体を黒王軍ではないかと思い、密かに援軍の要請をカルデアと自由の民に行うために念話で行い、
受け取った同じサーヴァントのキャスターであるアンデルセンから、カルデアから援軍が来るまで約1時間は持ちこたえさせることを命令された。何でも暇を持て余していたサーヴァント達を6体ほどこちらへ寄こすらしい。
それまで何とかして持ちこたえさせようと、人員が必要だという事で彼は更に救援要請を行ったところ、予めこのことを予測していたのか知らないが自由の民所属のマーキングが施されたMi-17が1機飛来し、初めて見るヘリコプターにエルフたちが戸惑うのを尻目に獣人の兵士約30名が駆けつけて来てくれた。どうやら交渉が決裂してロビンの身に何か危険が差し迫った時を想定して、マスターが準備していた様だ。
彼らはブッシュマスターACR、CIS ウルティマックス100軽機関銃、RPG-7などで
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