世界のビール飲み比べ・2
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酒場というのは『料理と共に酒を楽しむ』場なのだ。料理ありきでこそ酒を嗜み、また料理を引き立てる酒こそ好まれる。日本酒や焼酎が良い例だ。必然的に日本のビールも料理を邪魔せず引き立てる役割を求められ、『喉ごし』や『爽快感』を重視したライトなピルスナーになったのだ。
昨今、世界では日本食ブームが起きている。それによって日本酒や焼酎が世界でも認知されて人気を博しているらしいが、そんな時だからこそ日本のビールのチャンスではないかと、俺は思う。日本食と共に日本のビールを世界へ。
「成る程、料理を引き立てるビールか……。確かに日本でなければ出てこない発想かもしれないな。」
「そうなのよねぇ、私も着任したての頃はドイツのビールばかり飲んでたけど、鳳翔さんのお店だと今は専ら日本のビールだわ。」
ビス子にはもう少し控えて欲しいんだがな、飲む量。
「ってなワケで、今度は日本のビールと料理の組み合わせを楽しんで貰おうか。」
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