ふわふわ!お好み焼き特集・3
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の要望にあった。食堂などでの粉物を追加は難しいと言われた為に、それならばとウチがその役目を引き受けた形だ。
「最近また姉妹が増えたから、またアンケート取ったのよ。」
陽炎が再び差し出したアンケート用紙。あのアンケートを取った後に入ってきた者や前回解答しなかった者からの要望らしい。なになに……
・みんなから『親方』って呼ばれるの、何かヤダ。
・新刊の為にアシ雇いたいんだけど、広告出しちゃダメ?
・何故か私の料理を食べてくれん。食事会を開きたいのだが、何とかならないか?
・夜は苦手なんですけど、川内さんが毎晩のように……助けて下さい。
・オレのベルト見て『ライダーベルト貸して!』って奴がたまに居るんだけどさぁ、何の事だ?
・舞風が四六時中くっついてきて任務に支障が出てます、何とかしてください。
・アタシゃ相撲取りでもないのに『横綱』呼ばわりされてんだよ。勘弁して欲しいねぇ。
「……えっと、これ原文そのまんまか?」
「そうよ?脚色したら意味ないじゃない。」
流石は個性の殴り合いしてる陽炎型ぶっ飛んだ要望しかねぇ。取り敢えず、明日秋雲と磯風と川内と舞風は呼び出して注意しておこう、うん。
「あの、司令。そろそろ私のモダン焼きを……。」
「あぁ、悪い悪い。急いで作るからよ。」
知らない人に解説すると、モダン焼きってのは焼きそば(または焼きうどん)を入れた大阪風のお好み焼きの事だ。一昔前には「広島風お好み焼き」と勘違いしてモダン焼きを売ってた店もあったが、本来の作り方は全く違う。
《ボリューム満点モダン焼き!》
※ベースのお好み焼きは豚玉と同じだから割愛。
・中華麺(ストレートの生麺がおすすめ):1玉
・豚バラ:3枚
・卵:1個
・その他ソースやマヨネーズ等:適量
まずはモダン焼きの要、焼きそばを作るぞ。…といっても、使うのは焼きそば麺じゃなくてラーメン用の中華麺。それも、茹でてない生麺がいいぞ。生麺をお湯に入れてほぐす程度の状態にして、水切りをしておく。鉄板の温度は200℃に設定。温まったら中華麺を鉄板の上で更にほぐしながら炒めていく。ある程度ほぐれたら鉄板に麺が焦げ付かない内にサラダ油を適量回しかけてやり、麺に油を絡ませながら色が変わってくるまで炒めていく。この時しっかりと炒めないと、麺に残った小麦臭さが抜けないからな。しっかりと炒める。
麺の色が変わってきたらソースをかける。これは焼きそばソースでもいいし、お好み焼きに塗る用のソースでも構わない。ソースで味付けしたら全体にソースが馴染むように絡ませて炒め、ソースが馴染んだらある程度円形に形を整えて端に寄せておく。※家でホットプレートでやる場合は一旦皿など
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