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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第242話 ボス第2戦目
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族が得意とする魔法は、熟練度が上がりやすく設定されており、
水妖精族
(
ウンディーネ
)
であれば、
回復系
(
ヒール
)
、
火妖精族
(
サラマンダー
)
であれば、
攻撃系
(
アタック
)
と言った具合にされている。
忘れがちにされているが、リュウキの種族は、
水妖精族
(
ウンディーネ
)
。上記にある通り、
回復系
(
ヒール
)
の魔法を得意とされている種族なのだが……、当てはまらない。
これらの条件をクリアする事で、実践で魔法が使用する事が出来るのだ。
そして、遅れてしまったが、リュウキが超がつく程魔法が使える、と言われている(仲間内以外でも)所以は次にある。
数多くある魔法の中で例外なのが、最近のアップデートでソードスキルが導入されたのと同時に、《新魔法習得イベント》が追加された事だ。熟練度を上げるだけでは習得する事が出来ない最高位の魔法取得イベント。勿論、相応の難易度、狭き関門ではあるが、無事習得出来れば、接近戦では圧倒的なソードスキルにも決して負けずと劣らないだけの魔を操る事が出来るのだ。
その代表例が、リュウキも使っている《根源元素》が良い例だ。……一部のプレイヤーにトラウマを植え付けてしまった程の超魔法を使える。
少々長くなったが、これらの事があって、リュウキはまたまた色々と伝わっているのだ。
「こほん……っ」
何やら不快感があった様で、リュウキは咳払いを1つした後、再び精神を集中させた。
「(ねー、姉ちゃん。リュウキ、どんな魔法使うのかなぁ?)」
「(うーん……、ちょっと想像がつかない、かな。でも 凄い事をしてくれるんだって事は、判るよね)」
声を小さくさせて、ユウキはランに耳打ちをした。色々と感じる見えない圧力が、ユウキにそうさせるのか、はたまたたまたまなのかは判らない。ランも同じ様子だった。
「(凄くドキドキしますね?? さっきの対人戦があるかもっ? と思った時とは違った感覚ですっ)」
シウネーも同じ
魔法使い
(
メイジ
)
だからか、魔法には興味があった。このパーティーは基本的に、アスナ達が思っている様に脳筋パーティー。だから、魔法に頼る事は回復を除けば殆ど無いから、あまり見ない。それが高位の魔法であれば尚更だ。ジュンやテッチ、ノリにタルケンも以下同文、と言った様子で目を離すことができないでいた。そんな皆を見てニコリと笑うのは、アスナとレイナ。
一しきり微笑んだ後は、リュウキの方を見た。本当に頼りになる
超勇者
(
マスター・ブレイブ
)
の腕を括目する様に。
「レイ・アストル・フォルテ……」
そして、詠唱を開始するリュウキ。
詠唱の文字がリュウキの周囲を回り、光の柱となって頭上へと延びていく。それ自体は、通常の魔法のエフェクトと変わらないから
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