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IS 輝き続ける光
閃輝のストレス
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掛けられる。ゆっくりと目蓋が重くなっていき意識を保って居られなくなり閃輝は眠りへと落ちて行った。咲夜はセブンに充填機を差し込んでから部屋を出た。耳に付けていた小型の骨伝導式の通信機からサードの声が聞こえてくる。

『如何なさるつもりですかバディ?』
「……決まってるわサード。私の愛しい愛しい閃輝君を苦しめるあれにお仕置きをするのよ」
『僭越ながら、それは短縮的では?それは閃輝様がすべき事です。ですがこれ以上言っても無駄なのは私目も承知しております、暫しの間本社への報告書を仕上げております』
「有難うサード」

バディに感謝を述べつつ足を動かし続ける、目的地は屋上。無表情のまま向かうとそこには千冬がたっていた。まるで自分が来る事を知っていたかのように。ここで織斑 千冬を呼び出そうとしたが先に此処に居るのは完全に予想外だった。

「十六夜、私に用とは何だ。これでも忙しいのだがな」
「(サードね……有難う、あなたは本当に気が聞く最高のバディね)あらあら忙しいのなら一々私のパートナーにちょっかいを出すのは控えていただけます?彼のストレスはもう限界に近いのですから」

矢張りサードは最高のバディだと認識しつつ目の前の愚者に視線を向けた。

「貴様に関係など無いな、私がどうしようと私の勝手だ」
「いいえ違うわ。彼は私と同じ会社の所属よ、そこの会社のメンバーを侮辱し彼の兄と姉を侮辱し続けている。関係、大有りよ」
「黙れッ!!一夏の家族はこの私だけだ!!!」

咲夜の声をさえぎるように張り上げた声、怒気に包まれているが咲夜は全く恐怖も感じないし何とも思わない。彼女にとって閃輝を初めとした親しい人間以外は唯の物でしかない、彼女が仕えている主は吸血鬼。食事に人間を出すのは当たり前、人間を調理するのも当然。故に、生きている食材程度にしか千冬の事を思っていない。

「やれやれまた一夏、かしら?貴方の頭は空っぽかしら。彼の名前は霧雨 閃輝よ」
「黙れと言ってるだろうが小娘!!いい加減に黙らんと「何かしら、黙らないとどうなるのかしら」―――ッ!!!?」

刹那、世界の時間が静止した。灰色に染まりきった世界に動きという概念は存在していなかった、何もかもが止まった静寂で残酷な空間が広がり自分の周囲を宙に浮いたナイフがこちらを向いていた。

「こ、これは一体……!?」
「黙りなさい、貴方に喋る権利なんて無いわ。今度一言でも喋って見なさい」

懐から取り出された銀製の一本のナイフ、それを鮮やかな動作で投げる咲夜。ナイフは一直線に千冬の喉笛へと向かい突き刺さる寸前、髪が一枚だけ入るような隙間を保ったまま停止した。その光景に呼吸さえ忘れて思考が停止する。

「貴方を殺すわ。良いかしら、今度閃輝君に妙な事を言って見なさい。私が貴方を殺してあ
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