第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change1:緋色の女神と不死鳥の来訪〜Awakening true intention〜
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ぇ!俺はこんな淫乱なハーレムを目指しているわけじゃない!お前と一緒にするな!」
内容は少しおかしいがまあ、いいこといったなイッセー。
『俺も少し言わせてもらおう、ライザー・フェニックス。お前は婚約者がいるのにその態度はまるで婚約ではなくいい女が手に入ればそれでいいと言っているようなものだぞ?道理でリアス部長がおまえとの婚約を嫌がるわけだ。これ以上、お前がここにいても仲間の機嫌が悪くなる。ささっとここから消え去れ、温室育ちの若造』
「お前俺をどこまで怒らせたいんだ………」
『聞こえなかったのか、消え去れ』
俺はみんなの前に立ち威嚇するようにライザーに言い放つ。
「人間風情が………。ミラ、奴を攻撃しろ」
「はい、ライザー様」
ライザーが近くにいた棍棒を持った少女に命令すると俺に向かって突撃してきた。普通ならここで避けるべきだが、
―――バキィっ!!!!
「何っ?!」
少女の攻撃は俺に当たったが逆に攻撃に使った棍棒が無残に折れた。正直この少女は力量も武器も強くない。それに相手との力量も測れない奴を俺を攻撃させるとはな。それに攻撃されてはこちらも反撃しないと状況的に悪くなりそうだな。
『素人がでしゃばるな』
「ガハァッ!?」
俺は少女を襟をつかみ腹部を殴りライザーの目の前にほうり投げる。
「き、貴様!!俺の可愛い下僕を!!」
『こいつを可愛がるなら最初から矛を収めるべきだったな。さて今度は誰が相手だ?一つ言っとくが今度は確実に息の根を止める』
「貴様!生きて帰れるとは思うなよ!!」
激情したライザーが手元に火炎の玉を出現させて俺に放とうとした時……
「おやめくださいライザー様」
「しかしグレイフィア殿!こいつは人間の分際で、上級悪魔である俺に刃向ったのですよ!」
「その事に関してはあなたがシン様に先に手を出したのが原因です。それにこれ以上ことを荒げるようでしたら、魔王サーゼクス・ルシファーの眷属としてあなたを粛清しますが?」
銀髪のメイドグレイフィアがさっきと魔力を開放しながらライザーを威嚇していた。どうやらこのメイドは相当の実力者のようだ。しかも俺以外のリアス部長たちとライザーたちは顔を青ざめながら供すしているな。俺との力量差はあるが、”勝てない相手ではない”。
「おい、そこの人間貴様もゲームに出ろ!そのとき貴様を俺の炎で焼き殺す!!」
ここで普通なら了承するのが筋だが、これはあくまでもリアス部長たちの問題だ。俺が出て後々俺で言い訳されたらリアス部長たちに迷惑がかかる。
とりあえず俺は緋晶機人から人の姿に戻りライザーに返事を言う。
「本来ならその申し出受けたいところだが、後々俺が出て『お前がいたから勝て
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