第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change1:緋色の女神と不死鳥の来訪〜Awakening true intention〜
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いし、したくもない!婿ぐらい自分で選ぶ権利はあるわ!」
部長はライザーを手を払いソファーから立ち上がりライザーを鋭く睨む。だがライザー本人は表情を変えないまま話し始める。
「しかしな、リアス、君は知っているはずだよ?先の戦争で純血悪魔である72柱の大半が断絶していること位は。戦争を一時的に終わっている今も、神と堕天使陣営とも拮抗状態なのは君にもわかるはずだ、だからこそ純血な悪魔を減らさぬよう、俺の父や君の父、君の兄上サーゼクス様の総意なんだ。それに君のお家事情はそんなことを言えるほど、余裕ではないことは君自身自覚しているはずだよ?」
「ええ、でもライザー、私は私がいいと思ったものと結婚する。古い家柄の悪魔にだってそれぐらいの権利はあるわ。」
ライザーにリアス部長はハッキリ言った、するとライザーは部長の目の前に立って睨み付けると舌打ちをする。
「・・・俺もなリアス。フェニックス家の看板背負った悪魔なんだよ。この名前に泥をかけられるわけにもいかないんだ。こんな狭くてボロい人間風情が多くいる人間界の建物なんかに本来なら来たくなかったしな。それに俺は人間界があまり好きじゃない。この世界の炎と風は汚い。炎と風を司る悪魔としては耐え難いんでね!」
その言葉と同時にライザーの周囲を炎が駆け巡り、火の粉が部室を舞い始める。
「俺は君の下僕を全部燃やし尽くしてでも君を冥界に連れ帰………」
―――パァンッ!!
俺はライザーが炎を拡大する前にやつの足元に拳銃でやつの足元に撃ち、そのままライザーに銃口を向ける。
「いくら貴族といえどもこれ以上騒ぐのも大概にしろ。それにみんなが大切にしている部室が燃えて火事にでもなったらどうするんだ?」
「人間風情が、この俺を知っていての狼藉か。」
「ああ、知っているとも。攻撃され傷を受けても即効で傷を再生できる特色を持ったフェニックス家の悪魔だろう?だがな悪魔でない俺が知ったことではない。後ひとつ忠告しておこう。」
俺は構えていた拳銃を戻し。緋晶機人に変形し全身から緋色のエネルギーを放出させる。
『俺の仲間に手を出し、殺すというなら俺は貴様を死ぬまで殺し続ける。そして相手と自分の戦力差を見てから言葉を選べ……温室育ちの鳥貴族が。』
「人間ごときが、生意気なんだよ!!!」
ライザーもまとっていた炎を勢いよく放出する。
俺も腰に装備されている、ジー・エッジを抜刀し構える。だが、それとは別の魔力の放出があった。
「おやめください神無月進様、ライザー・フェニックス様。」
どうやら、グレイフィアとゆうメイド長から出ているな。しかも感知していたとおり強大すぎる魔力の量と質だな。だが俺には関係ない。
「私は魔王サーゼクス様の命により、こ
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