第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change1:緋色の女神と不死鳥の来訪〜Awakening true intention〜
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恋人扱いとは…
「おい、あんた誰だよ?」
「おいおい、リアス、下僕の教育がなってないじゃないか?まさか、この俺を知らないとは・・・ちょっと待て、何でここに人間風情がいるんだ?」
「彼はこの部の部員よ、それにあなたのことはみんなに教える必要なんてないもの。」
「へー、まあ、別に人間がいても構わないさ。目障りだがな」
部長はそうキッパリと断言した。それにしてもこいつは俺に喧嘩を売っているのか知らんが、やけに人間を見下す発言があるな。
「お嬢様、こちらの男性は?」
「彼は、神無月進よ。あなたにも以前話したことがあるでしょう?」
「そうですか、彼が………。」
すると銀髪のメイドがこちらに視線を向けてきた。どうやら観察…いや警戒されているな。そして、銀髪のメイドは俺たちの前に来ていた。
「神無月進様、兵藤一誠様。」
「はい、なんでしょう?」
「は、はい」
「私はグレモリー家のメイド長をしております、グレイフィアと申します。それと、この方はライザー・フェニックス様。純潔の上級悪魔であり、古い家柄を持つフェニックス家のご三男であらせられます。」
グレイフィアさんは一拍あけて話を続ける。
「グレモリー家次期当主・・・つまり、リアスお嬢様の婚約者であらせられます」
………なるほどリアス部長の異変はこれが原因か…。俺は今の発言ですべての謎を理解した。
「えええええええええええええええええええっっ!!!」
どうやらイッセーには衝撃的な発言だったらしいな。
――――――――――――
「リアスの女王が入れたお茶はうまいな」
「痛み入りますわ。」
朱乃さんは笑顔で返すが、目や雰囲気で完全に嫌悪しているのが判る。
そして部長の隣に座るライザーはまるで自分の所有物のように、リアス部長の肩を抱いたり、太ももや紅の髪を触っている。
確かこいつは、純潔の上級悪魔であり、古い家柄を持つフェニックス家の御三男、ライザー・フェニックスだったよな。しかも悪魔の世界では純潔の上級悪魔は貴族のような爵位だと聞いたが…俺はもともと貴族とゆう人種は好きではないし、嫌悪している。だが貴族は高潔で気高くいるものだと聞いたが、このライザーといったか、こいつの行動は明らかに気品のかけらもない、ゆうなれば下品だ。
『あなたの比喩の通りね。貴族として…いえ男性として彼はどうかと思うわ。もしもあの部長さんが私なら即、斬り倒しているでしょうね。』
どうやら俺のシステムにいる女神様も、ライザーに嫌悪感丸出しのようだ。正直同じ男して、俺もあの行動はどうにかしている。
「いい加減にして頂戴!ライザー。私は何度もあなたに言ったはずよ!私はあなたと結婚なんてしな
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