第二章:戦闘校舎のフェニックス/主武装のウルトガ・メイス
Change1:緋色の女神と不死鳥の来訪〜Awakening true intention〜
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「うーん、僕は部長から聞かせれてもいないしわからないな。でも、朱乃さんなら何か知ってるんじゃないかな?女王で部直の懐刀だからね。」
木場でも判らないとなると、小猫もおそらくわかっていないみたいだな。まあ木場の言うとおりリアス部長と中が一番いい朱乃さんに聞いてみるのが一番だろうな。だが部長の伽かなしに聞くのもな……。
まあ、それは後々考えるとして、先ほど感じた魔力反応が部室の中から出ている。もしかしたらリアス部長の様子の変化と関係がありそうだな。
「・・・まさか僕がここまで来て初めて気配に気付くなんて・・・」
ようやく木場は俺が感じている魔力に気づいたようだな。まあ、当然の如くイッセーとアーシアはわからない表情をしているが……。
「とりあえず入って確かめるか…。」
「もしかしてシン君は最初から気づいていたのかい?」
「これぐらい強い魔力をもっている存在なら嫌でも気づく。とにかく入ろう。」
俺は木場の問いに答えると部室の扉を開ける。
部室にいたのは、不機嫌な表情を浮かべているリアス部長と、笑っていながらも静かな雰囲気を漂わせている朱乃さん、ソファーに座っている小猫、そして部長の前に立つ銀髪のメイドのような格好をした人がいた。
これらの状況を考察鶴とリアス部長の異変に完全に寒冷性があると見て間違いはないだろう。それにリアス部長の目の前にいる銀髪のメイドの格好をした女性…強大な魔力反応はこのメイドと見て間違いないだろうな。
実力は、おそらく今の俺よりも数百倍はあると見て間違いないだろう。
『あなたの考えている通りね。戦闘技術はともかく潜在力が桁違いにおかしいわ。』
確かにこの中でも一番魔力が強い部長でも天と地の差…いやそれ以上にかけ離れている。しかもおそらく何度も戦場を経験している目をしている。
「全員そろったようね。・・・でも部活を始める前に少し話があるの。」
「お嬢様、私がお話しましょうか?」
部長はメイドの申し出を断ると、席を立って何かを言おうとした。
「実はねーー」
部長が口を開いた瞬間、部室の床に描かれた魔法陣が光りだす。それと同時に魔方陣を中心に炎が舞い上がり魔方陣の紋様が変わっていく。
これはリアス部長が使っている魔方陣ではないな。しかもこの紋様…リアス部長から借りた悪魔についての書物に記されていた気がする。確か……
「・・・フェニックス」
木場がつぶやいた。そうだった、あれは確か元七十二柱の貴族悪魔、フェニックスの紋様だ。
そこに現れたのは、金髪で悪意スーツを着崩したホストのような格好をした男性が居た。そしてその男は、リアス部長を見るなり……
「愛しのリアス会いに来たぜ」
この男性いきなり目の前の女性をまるで
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