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提督はBarにいる。
出撃・礼号作戦!〜決戦、集積地棲姫!A〜
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ソメ:大さじ1

水:500〜600cc



 (小さい鍋でやる場合)下準備は超簡単。皮を剥き、頭と根っこを落とした玉ねぎに、縦に切り込みを入れる。十字になるように深さは半分より少し深い位。こうする事で玉ねぎの甘味や旨味がスープに出やすくなるし、コンソメを吸い込みやすくなる。さつまいもは縦に4つに割り、ベーコンは角切りか賽の目切り、厚みを意識して食べ応えを出すように。

 具材を切ったら一人鍋用の土鍋を用意。鍋の真ん中に玉ねぎを置き、周りに散らすようにさつまいも、ベーコン、マッシュルーム、ウィンナーを鍋に入れる。顆粒コンソメを鍋全体に行き渡るようにパラパラと撒いたら、具材がヒタヒタになるくらいまで水を入れたら、後は火にかけるだけ。野菜に火が通ったら完成だ。

「ふぅ。こんなもんかな。」

 時間を見ると昼を回って13時半。少しばかり熱中しすぎたらしいな。

「提督さん?コーヒー淹れたので少し休しましょう♪」

 見ると、鹿島がマグカップを2つ持って微笑んで立っていた。

「おぉ!気が利くな。早速頂くよ。」

 芳しい焙煎と豆の香り。かなりいい豆だ。

「ブルーマウンテンです。少し奮発しちゃいました♪」

 一口含む。口の中一杯に香りが膨らみ、鼻腔に抜けていく。特徴である繊細な味も舌を楽しませてくれる。美味い。有名ブランドの豆なだけはある。一気に飲み干してしまった。

「いや〜、美味かった!御馳走さま。」

「うふふ♪提督さんに喜んで貰えてよかったです♪」

 と、疲れが溜まっていたのか強かに眠くなってきた。

「すまん、鹿島……少し仮眠をとっていいか…?」

「どうぞ、提督さん。鹿島の膝枕で……ゆっくりお休みになって下さい♪」

「助かる……出撃部隊から通信入ったら…起こして……くれ…」

 俺はそれだけ言うと意識を手放した。

  ー数時間後ー

「うぅ……ん?はっ!?今何時だ?」

 窓の外は真っ暗。随分と熟睡してしまっていたらしい。

「今は19:00です。鹿島さんから話は聞いてあります。」

 室内には霧島が立っていた。

「戦闘は?どうなった。」

「戦闘は15:00に敵棲姫を撃破。一度帰投してから再度出撃。二度目も見事に撃破した、との通信が入りました。」

「そうか……。作った料理は?」

「それも既に遠征部隊を組織して運んでもらいました。お姉様達、とても喜んでいたようですよ?」

 そうか、それは何よりだ。……しかし、寝た筈なのに身体に気だるさが残っている。まるで、ナニかした後のような……。

「あ、それと。もうご結婚なさっているんですから盛り過ぎるのはどうかと思いますよ、『お義兄さま』?」

 え、まさか。少し薄ら寒い
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