暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic20-A幕間〜After of Battle End〜
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セティの意志じゃなかった。いきなり豹変したんだよ。言葉遣いもいきなり成人みたいになっていたし。アレは明らかに操られていた・・・!」

「私も同意見よ」

それがすずかとシャマル先生、食堂で意識を失ってた2人からの報告だ。私は「ありがとう、すずか、シャマル先生。今はしっかり休んでね」お礼を言ってから病室を後にした。次の病室へって行きたいところだけど、アリシア達は今も眠っているまま。ボロボロになっていたガレージの外、アリシアとアリサとヴァイス陸曹とザフィーラの4人が、破壊された護送車の近くで倒れているのを発見した。

(現場の状況から戦闘が行われたようで。・・・たぶん、フォルセティがメガーヌ准陸尉たちを解放するために・・・)

そう推察できる。プライソンへの怒り、というよりはもう憎しみが募り続ける。プライソンはすでにフォルセティへの何かしらの施術を終えていたんだ。そして何らかの技術でフォルセティを操った。すずか達の話から考えるに、遠隔で洗脳操作が出来るみたい。

(仕事だった昨夜の事情も大まかだけど判った。私も事後処理に行こう)

エリオやキャロ、スバルとティアナ、それにギンガも六課の事後処理を行ってくれている。入院した隊員の中には私の直接の部下でもあるアリシアやシャーリーが含まれていたから、私がここに来ることになった。
非戦闘員のシャーリー達は打撲や捻挫だけで済んでいて、念のための検査入院で明日には退院できる。でもどう言った経緯であれ留守を任されていたのに、六課を護りきれなかったことを悔いて泣いてしまっていて弱り切っている。その事もあって、詳しい事情も聴けずにお見舞いの挨拶だけで済ませちゃった。

「一応最後にアリシアの顔でも見に行こう」

隊舎に戻る前にもう一度、アリシアとアリサの病室へと向かうことにした。アリシアは、アリサに庇ってもらったみたいで比較的に軽傷だった。地上本部での巡航ミサイルやガジェットなどの迎撃を行っている中、六課と連絡が取れないことに気付いたことで、私とエリオとキャロのライトニングが六課へ急行して、燃える隊舎と荒れ果てた敷地、敷地内に倒れ伏したアリシア達やガジェットの残骸を目の当たりにした。

(キャロは泣いてた・・・。私の居場所を壊さないでって・・・)

そんなキャロをエリオにお願いして、私はひとり敷地内を巡回。ガレージ側でアリシアと、アリシアに覆いかぶさっていたアリサ、そして2人を護るような位置に倒れていたザフィーラとヴァイス陸曹。さらに寮の前で・・・

(物理破壊設定の魔力槍でお腹を貫かれている状態のルシルが寮の前で倒れていた・・・)

痛ましいルシルの姿があった。ルシルの姿の異変に目を疑ったけど、急いで病院へ運ばないといけないって思って後回し。六課と協力体制を敷いてくれている聖王医
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