第一章:旧校舎のディアボロス/初覚醒のスレイヴ
interlude1:使い魔ともう一人の来訪者〜Shrine princess involved in fate〜
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
うしてそうなるんだ……
『すまないな、私から説明しよう青年よ。』
するとティアマットがこの状況に何でなるのかを説明してくれた。
『………とゆうわけなんだ。』
なるほど、とりあえず話を概略すると、この少女テュールは約一年前、ちょうど俺がこの世界に来たころに倒れている所をティアマットが拾ったらしいらしい。しかしその彼女は自分の名前と付けている武器、戦闘技術しか覚えておらず一種の記憶喪失の状態らしい。どうにかして記憶を戻そうと考えていたときに彼女、テュールが俺の存在を感知、何か近い部分があると感じそして、何か近い部分がある俺と戦うことで記憶が戻るかもしれないとゆう事で俺に戦いを挑んだらしい。
これらを推測するに彼女はこの世界の外…条件は俺とは異なるが、彼女も俺と同じ境遇らしいな。
「何とかならないかな?」
『私からも頼む。』
こうもお願いされるとは…しかもこの世界でトップクラスに入る龍王の一角に頭を下げられるとは。
まあ、ここは頼まれるか…
「いいだろう。その依頼受けさせてもらおう」
「ありがとう!」
『すまないな、私も事情があってテュールと一緒にいられんのでな。』
まあ、了承したからにはやるか。
『さて、これより青年とテュールとの戦闘を始める。青年…いやシンといったな、お前の仲間の悪魔は私が守るので存分に力を振るうといい。』
龍王の護衛か…これなら全力を出しても問題ないな。
「負けんじゃねえぞー!シン。」
「無茶だけはしないでくださいね。」
「オカルト研究部部長として命ずるわ、恥じない戦いをしなさい。」
「がんばってください……。」
「がんばってね。」
「怪我はしないようにしてくださいね。」
どうやらみんなから応援されているようだな。期待にか耐えるようにがんばってみるか。
そして俺と対戦相手のテュールはお互いに距離を一定の位置まで離れ対峙する。
「さてはじめるか…機人化・緋」
俺はすばやく緋晶機人となり戦闘態勢に移行するため構える。
「私の願いを聞いてくれてありがとう。このことに応えるために私は全力を出すよ!」
するとテュールから強大な轟雷のエネルギーが迸る。
『さあ、はじめるか。』
『お互い準備ができたようだな。では……はじめ!』
ティアマットの開始の合図とともに最初に動いたのはテュールだった。
「ぶっ飛ばすッ!!!」
俺はテュールの巨大な籠手から放たれる一撃を紙一重で回避して上空に跳躍しそのまま浮遊する。
あの大きな籠手を付けているから速さはそこまでないと思ったが、想像以上に早いな。しかも俺が意図ところに半径五メートルぐらいのクレータ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ