630部分:第九十話 封印の前でその七
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公達も全て去った」
「あっという間だったぜ」
デスマスクは己の口をやや歪ませて述べた。
「逃げ足も速い奴等だ」
「しかしだ。あの神々が復活したということはだ」
「そうだ」
シュラとカミュが話す。
「トラキアにとって非常に大きなことだ」
「神が四柱だからな」
「どちらにしろこれからは苦しい戦いになる」
ミロはそのことを覚悟していた。
「だが。それでもだ」
「何が起ころうとも」
アイオリアも言う。
「この世界を守らなくてはだ」
「では今はだ」
「帰るとしよう」
サガとアイオロスはその彼等にこう告げた。そうしてそのうえで今は声域に戻るのだった。
第九十話 完
2010・1・29
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