進路指導のウィザード
はぐれ魔法使い襲撃
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リアス達が旅立ってから数日経過、俺ら人間界本家組は駒王学園で変わらない生活をしていた。蒼い翼からの情報だと、無事にルーマニア到着して目的地まで移動しているようだ。人里離れた場所に吸血鬼が住む領域とされていて、移動距離だと結構な距離だが何とかなるだろう。俺らは良い報告を待つしかないと思う。
「なーに難しい顔してるんだよ」
「俺が難しい顔してもいいだろうが、主にお前らの所為でどれだけ苦労させられてるか分からんだろうからな」
松田に頭を小突かれそうになったが、即避けてハリセン一発叩いてから俺の苦労話を聞かせた。主にコイツら二人組だが、今から体育なのでジャージに着替えてグラウンド移動する所。季節は冬だが、人間ならグラウンドでの運動も辛いはずだが俺らは日頃からの行いにより大丈夫とされているな。まあ同じ人間として溶け込んでいるんで、運動後はわざと汗を出したりしている。
「体育はイッセーやヴァーリの独壇場になるからな。チームで組めば大丈夫だが、相手としてだと嫌な気分になる。と言うよりやる気を失せる」
「俺は昔の事は知らんが、一誠は昔からそうなのだろう」
「まあな。お前らとの体力が違うのは、常日頃から鍛錬しているからだろうに」
「文部両道のイッセーが言うのは納得するしかない」
そう言った元浜の発現に、俺とヴァーリは苦笑いしていたが昔から鍛えていた事で自然と納得していた。人間レベルに加減調整しているが、体育では俺ら二人が独壇場となってしまう。シーグヴァイラにイリナもだが、ハイブリッドを入れているから抑えていてアレだ。俺は体を新調したのか、消滅前よりも加減調整する事を主な鍛錬メニューに組んでいる。
『一誠は一度新調したのか、加減調整が前よりも難しいと言ってたな』
『まあな。消滅前の力は戻って来たが、人間レベルとした力まで抑えるのが難しくなった』
『人間界に長く住んでいるが、実際は神で最初から最後までクライマックスだ!と言う程の力を持ち合わせている』
『創造神としての力もそうだけど、実際は創造を司る神ではないからな』
俺とヴァーリで念話してたが、神の力は十一個持ってる。
『創造から破壊と再生・時間操作・重力制御・空間切断か空間移動・浄化・大天使化と大閻魔化・滅・回復・死者蘇生・無効化・神召喚』
と改めて言わせると既定概念を越えた神とも言える。武器だと銃火器にエクスカリバーとIS、対ドウター戦となれば黒鐵改となって戦うが力は二つだけとなってしまう。
『一応言っとくが次元パトロール隊メンバーは基本的に不老不死だ。もしコイツらがオッサンになっても俺らの姿は変わらない』
『それなら聞いているが、確か一誠は様々な外史へ行ってる内に技術や職が固定されたとか。ブラック・シャーク隊も元々は一万ぐ
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