進路指導のウィザード
はぐれ魔法使い襲撃
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らい居たらしいな』
『「意識共有」と言う力によって、例え他外史に行っても記憶共有者がいるからな』
意識共有=記憶共有者なのは、奏がいた外史からそうなっている。破滅外史となった事で、使える住人らを確保してから月中基地本部へ保護させる。例えば桃香達だが、保護当時は戸惑っていたが現在メイドとして暮らしている。
または保護した者達の歳が停止する事で、自動的に不老不死となった。コイツら二人がジジイになったとしても、俺らの容姿変化しないので今後どうなるか見物だ。
「ほら。中学ん時に田岡って居たじゃん」
「そんな奴いたのか?」
「イッセーは今もモテてるから分からんかもしれんが、女子の体毛に熱かったマニアックな野郎さ」
昔話を思い出した松田が口にしてたけど、俺には記憶がないので誰だったかと思い出そうとしていた。中学時代と言っても記憶を弄った事で、俺はコイツら二人組と同じ中学に通ってたと言うのをな。毎度自前のハリセンで叩きまくった記憶しか無く、二つ名が『ハリセンの兵藤』とか呼ばれてた気がする。毛について語りまくってた野郎だと思い出したが、剃り残しの脇毛がいいとか言ってたけどな。
「アイツの兄ちゃんがさ、今度独立して店を持つんだって。で、一緒に店を立ち上げた仲間が学生時代から仲が良かった部活のマネージャー何だとよ」
「ほうほう、女子マネージャーと共に店を立ち上げるとは。男女関係も見え隠れしてしまいますなぁ」
元浜がエロい顔して呟くが、俺らにはメイドが居るし蒼い翼CEO零達也として色々とやっている。中にはオーナー職や会長職もやっているが、店長やマネージャーは全て女性で記憶共有者。各外史に行っても同じ人物としてやっているからか、一見顔が違くとも中身は同じである。すると松田は肩を竦めていた。
「それは分からなくともよ、学生時代からずっと支えてもらっていたんだとさ。で、学生の頃から『何時か店を持って独立するから、俺に付いて来て欲しい』と口説いたんだとよ。敏腕マネージャーだったのか、他の奴らからも色々と誘ってきたけど田岡の兄ちゃんと一番信頼関係が厚かった。だから付いて行く事に決めたんだと」
「ほう。学生時代からと言うのは、中々良い話ではないか」
独り立ちと言うより、保護した仲間や家族と別に一人で行動する時もあるが各外史に行っても仲間は出来る。ブラック・シャークの面々と次元パトロール隊でのバックアップ態勢、IS外史に行ったら女性隊員が多くなってたがこちらだと不自然過ぎる程の多さ。新たに仲間へなるには特殊な儀式をさせる事で、俺らに付いて来る事となっているから。
「だろう?だがイッセーには超綺麗なメイドさんが沢山居るからか、選び放題だしどれも好意的で将来を誓い合うような感じで。俺も何時かそうなりてぇな」
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