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うにしている。それは、撃破された時点で終了だからだ。
低スコアの状態で撃破されれば、必然的にポイントも少なく、今後の予選にも響くだろう。それを防ぐためにこのような処置を取っている。
そんなことはもちろん説明されてないが、ここまで進んで遭遇しないとなれば、そう考えるのが妥当だろう。
「あっ!発見したよ! 」
進んでいくと、モックとは違う二機を発見した。
『げっ!?さっきの…………! 』
『ヤベェ逃げろ!! 』
「ピット……」
「双天流!肆の型!! 」
『『ギャアアァァァァァっ!! 』』
ドーンっ!
「倒すと通常よりスコアが加算されるみたい……」
「モックを倒すよりも断然に稼げるね! 」
「このまま進んでいこう……」
文字通り遭遇した二機を秒殺して進む。出てきたモックは斬り伏せていくと、サイコガンダム並の巨体を誇るモックが出現した。
「うわー…………デッカイね! 」
「形はサイコガンダムを擬似ているようだから、気をつけて……」
「了解! 」
モックは全身に追加されたサイコガンダムのメガ粒子砲で、辺り一帯を凪ぎ払ってきた。ガンダムディザイアとガンダムステラは上空へと飛んで回避し、武器を構えて接近する。
「私が引き付けるから、とどめはお願い……」
「任せて! 」
ガンダムステラはレギルスライフルでモックに攻撃するが、Iフィールドも搭載しているのかビームがかき消される。
「やっぱり…………ならこれで……」
レギルスシールドから胞子状のピットを放出し、ガンダムステラを覆うように展開する。そのままモックへと接近していくと、メガ粒子砲で迎撃してきた。
しかし、展開していたピットを前面に集中させ、メガ粒子砲の攻撃を防いでいく。
目の前まで接近したガンダムステラは、左手からビームサーベルを発生させ、頭部と左肩を攻撃してモックの背後へと回る。
モックは背後にいるガンダムステラへと振り返り、攻撃しようと右拳を構える。だが、モックの背後から月光刀を構えたガンダムディザイアが現れた。
「やあああぁぁぁぁぁぁっ!! 」
月光刀二刀を振るい、モックの右腕を斬り落とす。そのまま機体を翻し、右脇腹から左肩にかけて月光刀を斬り上げていく。
「とどめ! 」
体勢を横にし、落下しながら回転斬りで攻撃する。モックはダメージを受けすぎたのか、火花を上げながら膝をつき、次第に動かなくなっていった。
「遭遇した人達のよりはスコアは少ないけど、だいぶ稼げたっぽい……」
「そういえば、これってどうやったら終了するんだっけ? 」
「時間制限か、もしくはスコアが上限に達したら終了……」
「今のスコアはっと………4381
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