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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
大魔闘演武、決着!!!!
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白いオーラを纏った。

「へへっ。」

スティングは余裕の表情でコージ達と戦おうとした。

しかし・・・


「!」

スティングはコージ達を見た時、思わず息を飲んだ。

「(全員・・・もうボロボロじゃねぇかよ・・・
 押せば倒れるくれーにボロボロで・・・ここまで来たんだろ!!?
 こいつらをまとめて倒せば、レクターに会えるんだ・・・・・・
 そう!!!レクターに!!!)」

心の中でスティングはそう思うが、体は震えていた。

「(点数だって大丈夫だ!!!ラッキースターは3つもある!!!
 かなりの点差で、俺が勝つんだ!!!!
 進め・・・!!!俺は強くなった!!!
 レクターへの想いが、俺を強く・・・強く・・・勝てる!!!)」

スティングは心の中でそうは思うが、足は1歩も進んでいない。

「あんたな。」

「!」

「あんたがそのレクターって奴の事をどういう
 想いを持っているのかは知らないけどな・・・」





































「俺達は仲間達の全員の想いを持ってるんだ。
 そう簡単に勝てるとは思うなよ。」

「!」

コージはそう言うのだった。

「(そんな関係ねえ!!!俺は・・・俺は・・・!!!!)」













































「勝て・・・ない・・・。」

スティングって人は両膝を地面につく。

「降参・・・だ。」

そう言うのだった。


妖精の尻尾(フェアリーテイル) +2   69P⇒71P































『決着!!!!大魔闘演武優勝者は・・・妖精の尻尾(フェアリーテイル)!!!!』

「「「「「「「「「「オオオオオオオオオ!!!!」」」」」」」」」」

俺達の・・・勝利だった!!!

「やりましたね。」

「そうだな。」

「うむ。」

「ああ。」

「だな。」

「はい。」

俺達全員、喜びを隠さない。観客の声はまだ聞こえる。

「(今なら・・・魔水晶(ラクリマビジョン)、大丈夫だな。)」

魔水晶(ラクリマビジョン)では俺達は今、映されていないようだ。

「闇分身!」


ボォン!!


「「「「「!?」」」」」

闇分身を出した事にエルザさん達は驚く。
スティングって人はまだ膝をつい
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