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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
21話『タッグマッチ』
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?」
「ヴレイブナックル!!!」
「うわぁ!!!」
瞬時加速
(
イグニッション・ブースト
)
での加速を加えてのパンチがシャルロットへと叩き付けられ、大きくSEを削る。
瞬時加速
(
イグニッション・ブースト
)
直前に射出した支援メカモードのアメイジング・レヴの一機によって投げたブレードを回収。ブレードは二つ有るとは言え、武器の回収は出来る時にしておくべきだ。
「七星天剣流……」
「させないよっ!」
「ちっ!」
『飛槍突斬』の体制に入る四季だが、四季へと手榴弾を投げつける。とっさに頭部バルカンで命中直前に爆破させるが、それは四季から視界を奪い、僅かながらもSEを削っていく。
(しまった。勝負を焦ったか……)
四季はラウラと一夏へと視線を向けるとアリーナの壁に叩きつけられた一夏へとトドメを刺そうとレールカノンを向けているラウラの姿が視界に映る。
(そっちか!?)
幸か不幸か、一夏がピンチになっている状況……ならばシャルロットの選択する動きは……。
レールカノンが発射される直前、一夏とラウラの間に割って入りシールドで一夏を守るシャルロット。
「お待たせっ!」
追撃しようとするラウラに対して上に飛ぶ事で回避する一夏とシャルロット。
「シャル、助かったぜ、ありがとな!」
「どういたしまして」
「四季は?」
「何とか隙を作ってこっちに来れた」
僅かな隙しかないが、全スペックがトップクラスのHi−νガンダム・ヴレイブでも瞬間移動は出来ない。その一瞬の隙……僅かな時間でしか無いが今がラウラを落とす最大のチャンスだ。
「今が最後のチャンスだよ」
「ああ、見せてやるしようぜ、オレ達のコンビネーションをよ!」
今を逃せば四季とラウラに勝つチャンスは無くなる可能性が高い。そう考えて雪片を構える一夏と、試作型ビームマシンガンを構えるシャルロット。
今回のトーナメント前に四季からシャルロットにテストを依頼した武装の一つだ。曰く、四季からのDEMへの勧誘前の贈り物と言った所だ。彼女がDEMの所属になった時の事を考え、彼女の適正を確認すると言う意味合いもある。流石にマーキュリー・レヴは渡していないが……。
管制室……
「ふぁー、すごいですねぇ。二週間ちょっとの訓練であそこまで連携が取れるなんて。やっぱり、織斑くんと五峰くんって才能有りますよね」
「ふん、あれは五峰とデュノアが合せているから成り立つんだ。織斑自体は対して連携の役には立っていない。五峰の方もボーデヴィッヒの動きに合せて織斑達の動きを妨害しているに過ぎない」
真耶の言葉を千冬がそう斬り捨てる。連携の訓練に誘っても断るだろうと踏んで、四季が考
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