暁 〜小説投稿サイト〜
星がこぼれる音を聞いたから
9. パンプキンパイと深煎りコーヒー
[6/6]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
らねば折れてしまいそうなほど……誰かがそばにいてあげなければ倒れてしまいそうなほど、飛鷹の肩は細く、弱く見えた。

「何?」
「……あの時は……ありがとう」

 どう声をかけていいのか分からず……そうとしか言えなかった。そんな俺に対し飛鷹が向けた顔は……

「いいのよ。妹の幸せの為に頑張るのは姉の努めよ? ……それに、妹だけじゃなくて、弟の幸せもかかってるんだから」

 秋風も吹いていない、小春日和の暖かい……だけど、少しだけキラキラと、涙が輝く笑顔だった。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ