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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二十二話 ホテルアグスタ 2
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くれとの事だった。
それなら、とアスカはホテルの中に入って隊長達を探し始める。
「何て言うか、オレがテロリストだったらって考えないのかね?」
危機感の無さに呆れかえるアスカ。
まあ、あれだけ管理局員が出張っていれば滅多な事は起きないだろうと自分に言い聞かせて隊長を探す。
一階、二階と探し回ったが見つからない。
放送で呼んでもらおうかと考えたが、今度はスタッフが見当たらないときている。
「ひ、広いな。ガジェットが侵入しても、きっと途中でバテるぞ」
そろそろ苛ついてきたアスカがそんな事を口走った時だった。
「あれ?アスカ君、どうしたの?」
三階のロビーに差し掛かった時、背後から聞き慣れたなのはの声がした。
「は、はい!高町たい…」
やっと見つかった!と振り返ったアスカは思わず息を呑む。
そこには、普段のサイドアップの髪を下ろし、紅いドレスを身に纏ったなのはがいた。
その後ろには、水色のドレスを着たはやてに、紫色のドレスのフェイトがいる。
「あ……」
いつもの隊長達とは違い、実に煌びやかだ。
それでいて派手すぎる事は無く、化粧も落ち着いた感じで大人な女性になっている。
呆然としているアスカを見て、はやての悪い虫がうずき出す。
ニヤリとアスカを見る。
「おやぁ?なんや、アスカ君。見とれてもうたんか?」
からかうように言うはやて。
「……はい。正直、見とれてました。皆さん、その…すごく綺麗です」
ぽーっとしたアスカの言葉に、フェイトが恥ずかしそうに頬を染める。
その素直な反応は予想外だったのか、はやてが少し戸惑う。
(あれ?もっと慌てふためくかあと思ったんやけどな?)
調子が狂ったのか、はやてはそれ以上からかう事ができなくなってしまった。
そんなはやては置いといて、アスカはうっとりとしたように言葉を続ける。
「高町隊長は、下ろした髪がいつもと違って、その…失礼ながらすごく大人っぽいし、ハラオウン隊長はドレスと良く似合って、その…凄く可愛い感じで、八神部隊長は…」
「うんうん、私は?」
年下の男の子の意見はどうなのかと、はやてが前のめりになる。
そこでハッと我に返るアスカ。
「……うまく化けましたね。耳とシッポはどこに隠しました?」
「そうそう、こうやって葉っぱを頭に乗せてドロンと…ってなんでやねん!」
何かの血が騒いだのか、素早くノリツッコミで切り返すはやて。
思わず笑い出すなのはとフェイト。
((よし!))
何が良しなのかは分からないが、アスカとはやては非常に良い笑顔でお互いに敬礼した。
「せっかくなので、写真撮っていいですか?」
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