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Eipic19-Bその日、ミッドチルダ〜Lost Property Riot Force 6〜
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†††Sideアリシア†††

(いやぁ〜、久しぶりの重要任務。ちゃんと参加できて良かった〜♪)

ホテル・アグスタの警備任務で、リヴィア・アルピーノに撃墜されてからというもの、入院したりリハビリしたりと六課を空けて、みんなにいっぱい迷惑を掛けた。特に海上戦の時なんて、入院中に増えた体重を落とすためのダイエットとかいうふざけた理由で不参加だったし。

(退院してからは一応、フェイトやアリサ、ギンガとも一緒に外回り仕事やったけど・・・。ほとんど実入りの無いものだったし。ここはやっぱりおっきな仕事をサクッとやり遂げないと、復帰したって感じがしない)

そう、公開意見陳述会が開催される今日、プライソンは地上本部、それにわたし達の居る六課の隊舎にも襲撃があるかもしれないという話。地上本部を襲撃する理由は未だに判ってないけど、六課を攻める理由だけは確定してる。

(ヴィヴィオとフォルセティ・・・)

プレシアママがわたしの遺伝子からフェイトを生み出したように、プライソンが古代ベルカの王様オリヴィエと、騎士オーディンの遺伝子から生み出した子供2人だ。何かしらの計画に必要だからこそ、わざわざ聖王教会本部から聖遺物を盗んでまで生み出したんだから、必ず奪い返しに来る。その戦力を迎撃するのが・・・

「お待たせ、アリサ、すずか、シャマル、ザフィーラ、アイリ、ヴァイス」

わたしを含めての7人の防衛戦力だ。他にルシルっていう管理局内でも指折りのSSランクが居るけど、残念ながら内務調査官っていう味方でも敵でもない中立の立場っていうことで一緒に戦えない。でもルシル抜きだって大丈夫。わたし達7人なら、どんな奴らが来ても勝てる。

「これで全員ね。公開意見陳述会が終わる19時まで残り15分。出撃前に防衛戦の配置確認ね。あたしとザフィーラとアイリが前衛。隊舎前のターミナルにて戦線を張る」

「承知した」「ヤー!」

「すずかとシャマル先生は中衛。隊舎エントランスで陣地を張り、サポートをお願い」

「うんっ」「了解!」

「アリシアとヴァイスは後衛で、隊舎屋上から狙撃をお願い。向こうはAMFを常備する兵器が主要戦力だから、ヴァリアブルシュートを主要魔法として使って」

アリサからの指示に、「オッケー!」あたしと、「うす!」ヴァイスも頷き応える。そう、勝つ自信はあっても統率の無い戦闘だと危ないから、隊舎のエントランスで集合して、こうして作戦の再確認中。

「アリシアさん、同じスナイパー同士よろしくお願いします!」

「うんっ!」

「それじゃ、19時に備えて配置につきましょ」

そういうわけで、あたし達はそれぞれ配置先へ向かう。わたしとヴァイスは隊舎の屋上へ上がって、ヴァイスは陸士武装隊共通のバリアジャケットに変身して、ド
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