暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic19-Bその日、ミッドチルダ〜Lost Property Riot Force 6〜
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Sランクの魔力で作られたシールドだろうが、この火力を以って「ぶった斬る!」わ。斬撃がシールドに衝突。抵抗は確かに感じられたけど、すぐにガシャァン!と破壊した。

「あ・・・」

(安心なさい。刃で斬るんじゃなくて腹の方で打ってあげるわ・・・!)

刃がルーテシアに届く前に“フレイムアイズ”の向きを咄嗟に変え、剣身の腹でルーテシアをぶん殴ってやった。あたしの打撃をまともに受けたルーテシアは吹っ飛び、「ルーテシア!」ターミナルの方からメガーヌ准陸尉の悲鳴が聞こえてきた。

「アイリ・・・!」

凍った水飛沫の上に着地してターミナルを見ればアイリは片膝を突いていて、メガーヌ准陸尉との撃ち合いで押し負けたのがその様子で判る。そして人外は、ザフィーラに蹴り飛ばされたその勢いのままにルーテシアが吹っ飛んだ方へと飛び立った。

(今ならメガーヌ准陸尉を墜とせる!)

ルーテシアは手応えからしてリタイアしたはず。ガリューはルーテシア救出へ、メガーヌ准陸尉は意識を全部ルーテシアヘ向けてる。若干卑怯な感じだけど、これはメガーヌ准陸尉たちを救うチャンスでもある。プライソンをブッ倒すまでの間、保護しきればあたし達の勝ちよ。

「ヴォルカニック・・・スカッシャァァァァーーーー!!」

上段に振り上げていた“フレイムアイズ”を振り降ろしつつ、剣身を大きく伸長させてメガーヌ准陸尉にヒットさせようとした。メガーヌ准陸尉があたしからの攻撃に気付いてこっちを見上げたから目が合った。距離があっても判るほどの怒りを宿した眼光。

(今はどれだけ憎まれたって構わないわ。あなた達をプライソンの呪縛から解き放つためなら・・・!)

でもこれでメガーヌ准陸尉も撃破ってところで 、“フレイムアイズ”の剣身に強い衝撃が奔って「きゃあ!?」半物質化が強制的に解除されて爆炎と化した。

『アリサ! 7時の方から新手のガジェットU型が16機! 兵装はレールガンとミサイルポッドを搭載した2種!』

『アリサ姐さんのフレイムアイズを撃ち抜いたのは奴らっす!』

アリシア達からの報告を受けた直後にまた、「っく・・・!」レールガンから射出された弾丸が襲ってきて、あたしの立っていた水飛沫を粉々に吹き飛ばした直後にドォーン!と遅れて砲声が聞こえてきた。

「ルーテシアが伸びてる間、T型とV型は召喚されないわ! その内に撃墜して!」

『『了解!』』

「アイリ! まだ動けるならルーテシアとガリューを捕縛しておいて!」

『ヤー!』

ミサイルポッドやらレールガンから放たれて来る何十発っていうミサイルと弾丸。ここですずか達を隊舎に向かわせたのが裏目に出た。シャマル先生だけでも防御担当として残っておいてもらうべきだったわ。

(レールガンはあたしを、ミ
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