暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic19-Bその日、ミッドチルダ〜Lost Property Riot Force 6〜
[7/12]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
え。ザフィーラ、アリサちゃん達をお願いね」
「うむ」
すずかとシャマル先生が踵を返して隊舎の中へと駆けて行ったのを確認して、「プリンツェッスィンとプフェルトナー、返してもらおうかな」あたし達の立つターミナルに1人降り立ってそう言うメガーヌ准陸尉へと視線を戻す。
「あんなに素晴らしかった貴女が、洗脳か改竄かは知らないけど最低な女性になってしまいましたね。あの子たちには、ヴィヴィオとフォルセティと言う名前があるのよ。それを・・・」
「??・・・大人しく引き渡さないなら、力尽くで取り返すのみよ。ルーテシア」
「ん。ガリュー!」
ルーテシアが何かの名前のような言葉を発した直後、激しい肉のぶつかる音と共に背後から「むっ!?」ザフィーラの驚きの声が聞こえてきた。ザフィーラの方を向くと、虫のような羽を生やした人型の人外が、ザフィーラに殴り掛かっていた。そして男同士?の殴り合いに発展。
「フォーゲルケーフィヒ」
そんでメガーヌ准陸尉は魔力
発射体
(
スフィア
)
10基で構成されたリングを3つと展開。ルーテシアはルーテシアで、ガジェットT型とV型の召喚を続ける。
「ザフィーラ、ソイツは任せた! アリシア、ヴァイス、ガジェット迎撃をしっかり頼むわよ!」
「承知した」
『『了解!』』
戦術は変わらない。あたしとアイリで、メガーヌ准陸尉とルーテシアを抑える。“フレイムアイズ”のカートリッジをロードし、「クレイモアフォーム!」へと変形させる。半実体化した炎熱系魔力の大剣を有する“フレイムアイズ”の柄を両手で握る。
『アイリ、ちょっとだけメガーヌ准陸尉を抑えておいて』
『ヤー!』
――コード・シャルギエル――
アイリは自身の周囲に穂先がハート型の氷の槍を20本と展開して、「撃ってきなよ、メガーヌ准陸尉!」って挑発。
「言われずとも♪」
――シュヴァルムシュパッツェン――
メガーヌ准陸尉の周囲に浮遊してる魔力スフィアリングから、小さな魔力弾がガトリング砲のように連射されてきた。アイリも「ってぇぇーーー!」氷槍を一斉発射。メガーヌ准陸尉の攻撃に巻き込まれる前に・・・
「せい!」
――フォックスバット・ラン――
短距離高速移動魔法を発動して、凍った水飛沫の上に立って召喚魔法を発動中のルーテシアの元へと跳ぶ。ルーテシアの目の前で止まったあたしは“フレイムアイズ”を大きく振りかぶる。この時点でルーテシアは「っ・・・!」大きく目を見開いて、ベルカ魔法陣型のシールドを張った。
「(この速さ、オートで張ったわね・・・。でも)無駄よ!」
そのシールドへ向けて「うりゃぁぁぁぁ!」“フレイムアイズ”を横薙ぎに振るった。クレイモアフォームの強みはひたすらに高火力に尽きる。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ