暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic19-Bその日、ミッドチルダ〜Lost Property Riot Force 6〜
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ファオスト――
「ぐふっ・・・!」
あたしのお腹に打ち込まれた魔力付加のリヴィアの右拳。反り返ってた体が今度はくの字に曲がる。息が出来ない。意識が薄らぐ。膝から床に落ち、蹲ったあたしは盛大に胃の中の物を吐いた。視界が涙で大きく歪む中、リヴィアと、彼女の隣に寄り添うように佇む、あたしを背後から襲ったディートか言う少女を見上げた。
「どうしますか?」
「放っておいたらまた、攻撃されるかもしれないし・・・。ここで倒しちゃおう」
「判りました。一思いに、一撃でその意識を刈り取ってあげます」
リヴィアの右脚に魔力が付加されるのが判って、ディードは双剣を頭上に掲げた。そして・・・
「バイバイ」
――トイフェルフース――
リヴィアは振り上げた右脚であたしを蹴ろうとし、ディードは掲げていた双剣を振り降ろして来た。バリアでなんとか持ち堪えられないか、って思考を巡らせたところで、「そこまでだ!」その一言と同時・・・
――
闇よ誘え
(
コード
)
、
汝の宵手
(
カムエル
)
――
平たい影の手がわんさかと所々にある影から伸びて来て「っ!?」リヴィアとディードを拘束した。続けてガシャァン!と窓ガラスが破砕されたかと思えば、「アリサ。すずか達は大丈夫だ」今一番知りたかった言葉と一緒にアイツが・・・
「お、おそい・・・わよ、ルシル・・・」
ルシルが現れた。
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