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Eipic19-Bその日、ミッドチルダ〜Lost Property Riot Force 6〜
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ッグタグ型の待機モードをした“ストームレイダー”を、スナイパーライフル型のカートリッジシステム搭載デバイスに変形させた。

「フォーチュンドロップ! ブレイブスナイパー!」

≪ブレイブスナイパー、オッケーで〜す♪≫

宝石で出来たフリージア型の待機モードをした“フォーチュンドロップ”をキャンディポッドに変形させた。そしてポッドの中から丸いアメ玉のような宝石が飛び出して来て、ソレがスナイパーライフル型のデバイス・“ブレイブスナイパー”に変形。

「こちら後衛。スタンバイ・オッケー!」

『了解。前衛、中衛もすでに準備完了しているわ。あとは19時に注意して待機よ』

それから19時までの間、わたしとヴァイスはスコープを覗き込みながら360度をしっかり警戒。そして『19時まで残り10秒となりました』司令室のグリフィスから連絡が入る。わたしは「・・・5、4、3、2、1、0!」カウントして、とうとう陳述会の終了予定時刻の19時になった。

『各員、襲撃に備えよ!』

アリサからそう言われるけど、ぐるりと周囲をスコープで覗いても人っ子1人、ガジェットや戦闘機の機影すら見えない。

『八神部隊長より連絡があり、地上本部に襲撃があったそうです! こちらへの襲撃も考えられるので最大の警戒を、とのことです!』

こっちは静かだけど、地上本部はすごくホットみたい。とにかく地上本部の様子を見るためにスコープをそっちに向けると、「マジかよ。シールドが可視化してんじゃねぇか・・・」ヴァイスと、「そこまで強い攻撃なの・・・?」わたしは、物理シールドがフル稼働してる状況に戦慄した。

『アリシア、ヴァイス。そっちからは何か見えない?』

「いえ。アリサ姐さん。地上本部だけが襲われてるみたいっすよ」

「うん。隊舎周囲にイレギュラー反応なし」

『六課の探査システムでもクリアです』

六課じゃホントに何も起きないのに、「おい、冗談だろ! シールドが!」地上本部を護る物理シールドが砕けたのがスコープ越しで見えた。ヴァイスがうろたえるのも解る。ゲイズ中将は鉄壁だって評価してる地上本部を護る物理シールドは、他の地上本部にも設けられてるもので、その強固さは有名だ。

『クイント・ナカジマ准陸尉、ノーヴェ、ディエチ、ウェンディ、およびガジェット群が、地上本部が勧めていた魔力砲台アインヘリヤルを襲撃。直掩部隊と交戦、これを壊滅』

『クイント准陸尉たちはそっちへ行ったのね・・・。メガーヌ准陸尉、ルーテシア、リヴィアは?』

『地上本部近辺でルーテシアの魔力、召喚魔法が確認されました。おそらく、一派総出で本部を陥落させるつもりかと・・・』

アリサとアルトの通信を聴きながら周囲を警戒してると、『アリシア執務官補、ヴァイス陸曹。南
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