暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
恋姫†無双 〜信頼への道〜
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まっている。
そして中心には四人の将が立っていた。


「来たわね?では始めましょう!!!」

華琳の号令に愛紗が全員に話しかけた。

「この場にいる全員は新たに現れた敵の事を聞いたろう!!そしてこの男がそれを食い止めるべくやってきたのだそうだ!!!

 だが我々としてはそう簡単に信じることはできないし、彼もその考えだ。
 故に!!各軍の武将一名と本気の手合わせをし、その形を見て皆に決めてもらいたい!!!

 武に通ずる者ならば、その構えを見ればわかるはずだ!!!
 では、まず我が北郷軍からの武将は!!!」


「この趙子龍が承る!!!!」


星が出て、己が槍「龍牙」をダン!!と地面に突き立てる。



「そして我が魏からは」


「魏武の大剣!!!夏候惇元譲が相手だ!!!!」

その手に幅広い刀身を持つ片刃の大剣を握りしめ、肩に乗せながら夏候惇(真名・春蘭)が気合を入れる。




「そして私たち呉からは、甘興覇を出すわ」

「蓮華様の命とあらば」

凛としてそこに立つのは甘寧(真名・思春)である。





「あ、あの・・・・わ、私たち董卓軍からは!!呂布奉先を出します!!!!」

「・・・・がんばる」

なぜかメイド服の董卓だと言う少女(真名・月)が無口な少女を紹介する。
その少女は上がってしまったのか「えいちゃ〜〜ん」といって人ごみの中に帰って行ってしまった。

紹介された少女はと言うと、その手にかの有名な方天画戟を持ち、犬を撫でていた。




「北郷」

「なに?」


「ホントにみんないるのね?」

「ああ。皆大切な仲間さ」

「よくもまあここまで引き込んだもんだ。このハーレム野郎」

「あ、あはは・・・・・・」

「そしてあのメイド服はグッジョブ(ガシッ)」

「わかってくれるか(ガシッ)」




そういってから蒔風がその四人の前に出る。

と、四人のうち三人が引き、ひとりが残される。
その一人とは・・・・・


「私が一番手だ!!!そして終わらせてやる!なぁに!!この様なヒョロい男、一発ですよ華琳様!!!」


夏候惇、春蘭だ。


蒔風がガシガシと頭を掻いてから春蘭を指さし、こう言った。




「最初に言っておく。オレはかーなーり、強い!!!
 魏武の大剣だか何だか知らないが、それはお前の勝因にはならない」

「面白いことを言うなお前!!いいだろう、特別に二発で倒してやる!!!」





そう言って庭園の中心で二人が構える。


その光景を見て、星が愛紗に言った。

「おぬしはやらなくてもよいのか?今からでも変わるが?」
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