第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
恋姫†無双 〜信頼への道〜
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する。
華琳や星はその意味がわかっているようだ。
「まあそうでしょうね。翼人だというこの男と同等かそれ以上の力をもつ「奴」が相手では、奇跡が起こらないかぎり無理ね」
「待つのだ!鈴々たちは一人でもさいきょーむてきなのだから、みんなで戦えばきっと勝てるのだ!!」
「うん?張飛殿、では聞こう。百人以上の観測者・・・・つまりは貂蝉に勝てるか?「奴」はそれよりも強いぞ?この翼人と張り合うんだからな」
「う・・・・・」
この貂蝉、見た目は実に変態の極みだが、戦闘力は群を抜いている。
おそらくこの城の武将の中でまともに交戦できるのは一人くらいか。
「と、いう訳だから舜ちゃんにはこの城にいてもらった方がいいわ」
「まあオレとしてはそうしてくれた方がありがたいが、多分ハイそうですかとはいかないだろ」
その言葉に愛紗、華琳、蓮華が頷く。
「どこの者とも知れぬ男をいきなり城の客、しかもご主人様のそばに置くのはあまりにも不自然だ」
「それに、あなたの言葉が真実かを知っているのはそこの筋肉とあなただけ」
「もしお前が「奴」とやらの仲間だった場合、取り返しがつかない」
「ふーーん。北郷はどう思う?」
「そうだ・・・ね。オレ個人としてはいいけれど・・・・・」
「ヘタレ」
「うるさい!!!」
「皆何悩んでるのだ?そんなもん、戦ってみればわかるのだ」
「は?」「え?」「む?」
鈴々のいきなりの提案に愛紗たち三人がポカンとする。
「り、鈴々?お前今何と言った?」
「だーかーらー、愛紗たちは何をそんなに悩んでいるのだ?一度思いっきり戦ってみれば、そいつがどんな奴か一発で分かるのだ!!!」
という鈴々。
なんとまあ熱血な考えだ。
「それは・・・・いい考えね」
「華琳殿!?」
「愛紗、私たちは一度敵だったとはいえ今は友人よ?「殿」なんて言い方やめてちょうだい。せっかく真名を預け合ったのだから。それはそうと名案だわ。その男の実力を測ることもできるし、戦わせてみせましょう」
「ふむ・・・確かに、あなたの実力は私も見てみたいですからな」
「せ、星まで・・・・・」
「私も賛成だ。だがここは一刀の城。故に最終決定は一刀が決めてくれ」
蓮華の言葉に皆が一刀の方を向く。
そして一刀が口を開いた。
「蒔風がいいなら、それで」
「了承!!!」
「なら善は急げよ。各軍から武将を一人ずつ選び、勝ちなさい。そうすればあなたを認めましょう」
「ではこちらは今の話を皆に伝えてくる」
「それは各陣営でやりましょう。では数刻したら城内の庭園
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