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世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
番外編 〜BAN☆GAI〜
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・・めんど〜〜〜〜」


とか言いながらファミマで買った肉まんを頬張る。うまい。

と、そこの蒔風の背後に黄色い光が接近し、入り込んだ。
瞬間蒔風の目の色が変わり、髪に白いメッシュが入った。

「降臨!!満を・・・・ぬふぉっ!?」

バシュン!!

だがすぐにその光は飛び出、地面に転がる。

「っあ!!なんだよいきなり・・・・あんた誰?」

「む?我が名はジーク。呼ぶ時は気軽にプリンスでよい。それにしてもお前、面白い中身をしているな?」

「オレ?ああ、少し見たのね?やめとけやめとけ。オレが了承してもいないのに勝手に入ると気がふれるぞ」


これがジークと蒔風の遭遇。
なんでも蒔風の食っていた肉まんを喰いたかったのだそうだ。

「だがしかし私の入り込めないような人間!!私と同等以上か!!」

「人間やめてんだけどなぁ・・・オレ」

「さらには翼も見えたぞ?」

「ああ、翼人だからね」

「素晴らしい・・・・・我が友人として認めよう!!!光栄に思え!!!」

「さいですか」

「では我がお供にも合わせよう。ついてこい」

「どんな奴だよ」

「なに、赤いのと青いのと黄色いのと紫のだ」

「それって野上達じゃねえの!?」

「ふむ・・・・そんな名だったな」

「それには合えねぇなぁ・・・・残念だが」

「事情があるようだな?聞こうではないか!!我が初の友人よ!!!」


〜蒔風説明中〜


「事情は分かった!!手伝おう!!!」

「その時が来ないと意味ないぞ?」

「なに、私が暇な時遊んでくれ」

「お前もうどっか行けよ!!!」

「私がどこかに行く必要はない。世界の方が動くのだからな」

「はぁ・・・・・じゃあその時まで待ってますよ・・・・・」

「ふむ、その心構え、ますます我が友人よ!!!!」



そんなこんなでさらに七ヶ月。
この二人は時間を過ごした。











【リトルバスターズ!】〜練習中〜

「いくよーーー!!!」

「よっし!!こい!!」


ビュン!!ブワッ!!!!バシィ!!!


「ストライク!!なんだよ蒔風、まだまだだな」

「うーーん。タイミングはいいと思うんだけどな」

「いや、高さもタイミングもいい感じにずれてるぞ」


蒔風のバッティング練習。
理樹が投げ、蒔風がバットを振るい、真人がキャッチャーだ。

さっきから何度もやっているが、いまいち命中しない。


「はぁ・・・・・・」

「諦めんなよ舜!」

「そうだよ!だんだん近づいてきてるよ!!」

「ふぅ・・・・よっし!!やるか!!」




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