暁 〜小説投稿サイト〜
ファンタシースターオンライン2 -銀色を包む琥珀色の星-
第1話 出会い
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は原生種の群がっていた原因…気を失っている銀髪の少女を見つめた。






…記憶が駆け巡る…いつもの記憶…血の匂いと悲惨な記憶…私にとっては嫌な記憶じゃないけど…(あなた)にとっては消し去りたいほど嫌な記憶…でもこれは私だけの記憶…だってこれは(あなた)から貰った記憶なのだから…



私は…重い瞼を開く。明るい天井が見えてくる。外じゃない…どこだろう…?

「あ!マスター!この()目を覚ましたよ!」

聞こえてくる軽快な声が聞こえる。目の前には赤髪の少女が、マスターと呼ばれる人物を呼んでいた。

「…ここは…?」
「ここは私達のチームルームだよ。私はこにぃ。よろしくね」
「私は犬山もみじさん。さんまでが名前だからね?」
「そして、私がこのチームAmberのマスター、バルバテスです」

私の目の前に筋肉ムキムキでブーメランパンツを履いたへんた…男性が現れた。

「マスター…その格好やめようよ…流石に引かれるよ?」
「いやいやいや!一応これ、私のアイデンティティみたいな感じだからね!?」
「アイデンティティってワロタwwあと、可愛いからってこの()襲わないでね」
「What!?もみじさん!私そんなことしないよ!?というかしたことないよ!?」
「私が入団した初日にマイルームに連れ込んで…あんな強引になんて…」
「おいいいいい!?でたらめ言うんじゃないよこにぃたん!!」
「(ゝω・) テヘペロ」
「ありもしない犯罪を押し付けるとか鬼畜にもほどがある…」

クスッと銀髪の少女は笑う。

「私はツヴァイ。よろしくねお姉ちゃん達。あと助けてくれてありがとう!」

銀髪の少女、ツヴァイと名乗る少女は純粋で真っ直ぐな笑みで言う。

「これでまた…」

そう…純粋で真っ直ぐな…

「あ い つ ら を 斬 り 刻 め る」

狂気の笑みで…。
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