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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第17話『フォルテッシモ?過去からのメッセージ』
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と思うと突然立ち上がりラットファンガイアに姿を変えた。
「何ッ!」
そこにいた量産型レイの隊員は驚くがラットファンガイアは先程まで共に戦っていた量産型レイを攻撃して行く。
「グァァァッ!」
一方、サバトと戦っている量産型レイはサバトの放つ光線に焼き払われ、全滅してしまう。
「やめろ!来るな!」
「ウェイクアップ」
量産型レイの隊長は必殺技を発動しウルフファンガイアに攻撃しようとするが、ウルフファンガイアは軽々回避し、量産型レイの隊長を後ろからその爪で首を切り裂き、殺してしまう。
「やはり、お前の仕業だったか、神谷露!」
大牙はウルフファンガイアにそう叫ぶ。
「おやおや、誰かと思えば家畜の配下に成り下がった腰抜けキングか。俺は調子づいている家畜を処分していたんだ。褒美の一つくらいくれよ。例えば、キングの座とか。」
「ふざけるな!この俺が、王の判決を直々に下す!貴様のような人の屑は万死に値する!」
「そうかよ!でも、俺達市民を相手に勝てるのかよ?」
神谷は大牙にそう言うが、
「勝てる!いや、勝たないといけない!」
雅が反論する。
「皆さん、このカードに願いを託して下さい。これが、切り札となってくれます。」
雅は渡達に白紙のカードを渡す。
「わかった。名護さん、兄さん、大丈夫?」
「勿論だ。」
「俺も大丈夫だ。」
三人の言葉を聞き、雅は自身で持っている白紙のカードを掲げる。
「集まれ、世界の願い!」
渡達に渡したカードは雅のカードに集まり、ワールドホープのカードに変わる。そして、
【WORLD HOPE-KAMEN RIDER KIVA-】
装着しているディロードライバーにスキャンする。すると、
「おいおい、折角俺と真夜がつないだ人とファンガイアの輪を、壊そうとする不届き者がいるとはな。」
そんな声が聞こえ、渡達が振り向くと、そこには現代に居るはずの無い渡の父親、紅音也がそこにはいた。
「お前は何だよ!」
神谷は音也の言葉にキレる。すると、
「おいおい、まだ俺のことを教科書に載せていないのか?俺は紅音也。二千年に一度の天才で、とっても偉い人さ。」
音也はそう自己紹介する。
「ふざけるな!」
神谷は怒る。
「父さん、なんでここに?」
「さあ?体が光り出したらいつの間にかここにいた。」
渡は、久しぶりの音也との再開に喜んでいるが、
「皆さん、とにかく奴を倒しましょう。これ以上被害が出る前に!」
雅が号令をかける。
「解っているって。おいコウモリモドキ、また俺に力を貸せ。」
「仕方ない、済まない大牙。奴のところに行って来る。」
「ああ、久しぶりに俺もこちらを使おう。」
「来て、キバット!」
「よっしゃー!俺様の活躍、見てくれよな!」
「神谷露、その命、神に返しなさい!」
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