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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
19話『トーナメント開始』
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、百士鬼改も母より忍びの技を受け継いでいる。共に隠密行動は専門分野である為、シャドウ・フレアの補佐の為にデュノア社の正面玄関付近で待機している訳だ。
「では、オレ達も動くぞ」
「分かりました」
音もなく姿を消す二人のガンダム。一階及び地下階の探索を担当するのはこの二人となる。囮及び二階より上の階の探索を担当するのがG−アームズのメンバーとなる。恐らく二階より上の階には探している情報は少ないだろうと考えていたために、重要な情報は地下に有ると推測している。
一斉に飛び出したG−アームズのメンバーに続き闇騎士と百士鬼改は音もなくデュノア社に侵入する。
……それから数分後……闇騎士と百士鬼改が地下施設への入口を見つけた瞬間、デュノア社の本社が内部から吹き飛んだ。
内部からの爆発では周囲の人々も気付いても無理は無いだろう。とっさに危険を察知して外に飛び出す事に成功したガンダム達は無事だったが、デュノア社の本社ビルは既に瓦礫の山となっている。
何が起こったのかと彼らが瓦礫の山へと注意深く視線を向けている中、再び内部から巨大な黒い龍の頭が飛び出してくる。巨大なドラゴン型のモンスターかと警戒するガンダム達だが、飛び出した頭が地面に叩きつけられるとデュノア社の地下から漆黒の巨体が現れる。片腕には狼の頭を持った巨大な騎士を思わせる巨人……『オメガモンズワルド』はマントを翻し飛び去っていった。
後に残ったのは残骸と化したデュノア社のビルだった物と、警戒しているガンダム達だけだった。
……さて、G−アームズのデュノア社襲撃より時は過ぎ、トーナメントの時を迎えていた。
控え室で互いに無言のまま前の試合をモニターで眺めている四季とラウラの二人。モニターに映っているのは秋八と箒のタッグと一般生徒二人のタッグの試合。その前ではセシリアと鈴のタッグの試合も行なわれていた。
やはり、専用機持ちの秋八なら専用機を持たない代表候補生でもない一般の生徒では相手にならないだろう。危なげなく試合を終えていた。
(……今更だけど日程に無理が有るな)
招待客の都合もあるのだから仕方ないと言えば仕方ないが、専用機を持たない生徒のISは当然ながら学園に配備されている量産機である打鉄とラファール・リヴァイブだ。
当然ながら各種最低四機程度は存在しているだろうが、それでも機体のダメージは試合毎に蓄積していく。学園専属の整備員や教師、整備専攻の生徒達が総出で修理しているのだろうが、それでも無視できるものではない。
(まあ、オレが気にする必要は無いか)
そう考えて先ほどまでの思考を斬り捨てる。そもそも気にした所で何か出来るわけでもないのだから。四季としても整備は専門外だ。
「
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