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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
18話『トーナメントへ向けて』
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助、みんなも発見した場合の対処を頼みたい」
デュノア社の事で一度G−アームズのメンバーがコマンドガンダムを除いてキャプテンガンダム達遊撃隊に合流しているため、一時的にだがDEMの本社の守りが手薄になっている。その為に武者ガンダム達や騎士ガンダム達の警戒は強まっているが……敵の攻撃に対する対応も機動力に優れたG−アームズが居ない事で遅れが出てしまうのも避けられない。
巻き込む気は無いのだが、敵がデジモンまで利用している以上和人達だけでなく太一達の協力も必須だと判断していた。太一達もデジモンをそんな風に利用している奴らは許せない、と快諾してくれていた。
「続いて、此処最近の奇妙な事件について幾つかの報告をお願いします」
「では、私から」
そう言って立ち上がって報告するのは騎士ガンダムの仲間の一人である『アルガス騎士団』の一人『法術師ニュー』だ。
「四季から報告があった町、我々の世界とは違う術式の魔法が使われた形跡が有りました」
最後に此処最近では無く百年以上前に、と付け加える。流石に其処まで詳しい調査は法術師ニュー単独では無理だった様子だ。共に其方に向かった『剣士ゼータ』と『闘士ダブルゼータ』は其方の調査には向いていない。
先日、一夏と一緒に遊びに行った先で聞いた彼の中学時代の友人が旅先で体験した話があるので気になったので調べて貰ったのだ。
「この世界にも魔法に属する力が存在していたのは驚きましたが、詳しい事は分かりませんでした。そして、もう一つ……秋葉原と言う場所で出た行方不明者についてですが……」
つづいて法術師ニューの次の報告に入る。
「ふぅ……」
通信が消えると四季は一度息を吐く。モニター越しで気心の知れた相手ばかりとは言え大勢の前でこんな風に話すのは熟れていないのだ。
「お疲れ様」
「ああ、ありがとう」
詩乃から差し出されたお茶で喉を潤す。そもそもこの擬似デジタル空間を発見してしまったために彼女とのデートがお流れになってしまったのだから、その辺は悔やむ事しかできない。
(さて、隠密ガンダム達との連絡も無事に終ったな)
……どうも、先日の下忍の侵入に警戒して隠密ガンダム達が本格的にIS学園の中に幾つか拠点を作っていたりする。……四季が人目を気にしながら先ほどまで滞在していたのも其処である。
完成したガンダム忍軍IS学園出張所、その全貌は忍者達しか知らなかったりする。……まあ、流石に学園の建物の中には本格的には作っていないそうだが。
学園の景観のために植えられた木に偽装した入口を持った地下室(和室)の一つが四季が隠密ガンダム達との学園内での連絡に使う部屋となっている。他にも隠密ガンダム達が作った
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