第12話 エローシュ君達の幼稚園時代
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
がセットした。そうすればいじめていた事に言い訳出来ないだろ」
「伸也………」
やったことは良い事なんだろうけど、幼稚園児のやることではない。
むしろ大人でもこんな事するだろうか………
「取り敢えずこの子達の親と相談して、弁償の相談といじめの事をじっくり話したいと思います」
「はい、どうかよろしくお願いします」
私は先生に頭を下げてお願いした。
ここからは先生に任せればいいでしょう。カメラは佐助君の物だから関係無いだろうしね………
でも使ってたのは伸也だから関係ある?
まあ今はいいか。
「さ、伸也帰りましょ」
「ああ。………母さんちょっと待って」
そう言って伸也は佐助君の方へ向かった。
「改めて俺は江口伸也」
「小岩井佐助」
「「これからよろしく」」
そう言って2人は固く握手をしたのだった………
「そんな事があったんですか………」
「そこからはもうずっと佐助君と一緒よ。笑うようにもなったし、こっちはとても安心したわ」
「けど、エローシュそのときからえげつない………」
「容赦ないね………」
「伸也君って幼稚園の頃からそんな事してたんだ………」
お母さんの話を聞いていて私達4人は驚いてばかりでした。
佐助君がいじめられてたっていう事も驚きですが、今と変わらないえげつないエローシュ君にも驚きです。
そう言えば………
「夏穂ちゃんはいつから2人と一緒に?」
「それは私が説明するわ………」
エローシュ君のお母さんに聞いたのですが、返事をしたのは帰ってきた夏穂ちゃんでした。
「あんまり話したくない出来事なんだけどね」
苦笑いしながらそう言って、夏穂ちゃんは話し始めました………
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ