第12話 エローシュ君達の幼稚園時代
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は俺でしっかり仕事をしないとな。
俺はすぐさま懐からカメラを取り出し、再生する。
「はははは、やっぱり気持ちいいわ!!」
人を蹴ったり殴ったりしてるのに気持ちいいか………
コイツ、今のうちにどうにかしないと将来ヤバイな。
「さて、いじめてる3人」
「あん?いいとこなんだから邪魔するなよ江口」
もはや君付けするのも忘れてるみたいだ。
「いや、もう終わりだ。これが何か分かるかな?」
そう言って手に持っている物を見せる。
「カメラ………?」
「さて、俺は何を撮っているのでしょうか?」
そう言うと3人の顔が青くなった。
どうやら自分の置かれてる状況が分かったみたいだ。
「さて、今から先生達に見せてこよっと〜あっそれともも組のみんなにも見せてあげないとな」
「あっ!?行かせるか!!」
慌てて3人は俺に飛びついて来た。
「カメラを寄越せ〜!!」
「痛!?ってか引っ張るな!!」
俺は逃げようとしたが、俺は頭脳派。
運動神経では全然敵わなかった。
そして………
「「「「あっ!?」」」」
カメラを掴み損なった中谷はカメラを下に落とし、カメラは当たりどころが悪かったのか思いっきりバラバラになった。
「ああっー!!100万のカメラが!!」
「「「100万!?」」」
「どうする佐助?」
「父に怒られる………弁償してもらわないと」
ボロボロだが口調は普通だ。
よかった、問題なさそうだ。
「「「弁償!?」」」
「そうだよな。さてと先生に話して親御さんに来てもらわないと………あっ、それと監視カメラに撮っておいたいじめの映像も見せないと」
「監視カメラ!?」
3人はキョロキョロと周りを見てカメラを探している。
まあそう簡単に見つからない所にセットしたから見つからないけど。
今回の作戦は2通り。
1つはカメラで撮影したと思わせ、カメラを奪ってくるときにわざと落とし、細工をしといた佐助のカメラを弁償させると脅すこと。
もしそれが失敗した場合は、仕込んでおいた小型カメラを先生達に公開して普通に見せる事。
2つ目は例え先生に注意されてもまたやり返す可能性がある。
なので容赦なく、弁償という形にしたんだけど………
『ちなみにこのカメラどのくらいするの?』
『100万ちょい………』
本当に100万するって聞いたときは本当に驚いた。
佐助の家って金持ちなんだな………
「ほら、さっさと先生達の所へ行くぞ」
嫌がる3人を無理やり連れていき、先生達の元へ向かった。
「そんなことが………」
「これがカメラの映像です。でも何であそこにカメラがあったのかしら?」
「俺
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