第五章
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。
一通の封をしてある手紙だった。クラスメイト達はその手紙を見てすぐに察した。
「ラブレター?」
「ピンクの封までしてるけれど」
「それを今からなの」
「紀里谷さんに渡すのね」
「そのつもり、けれどね」
亜衣実は死にそうな顔になった、そのうえでクラスメイト達にこう言った。
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