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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第16話『シャープ♯守護者イン・ザ・ワールド』
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あ、問題無い。」
「ありがとうございます。マスター、ご馳走様。」
雅は自身の会計を済ませて出て行った。
「さて、彼のことはどう思う?」
「僕は、真面目な人だと思います。」
「私も、渡君に同じだ。」
「俺は、少し危ないと思う。」
「大牙、どうしてだ?」
「何故、あそこまで他人の事に気を使えるのか気になった。」
「まあ、それはおいおい聞くとして、戦力の上昇は大きな一歩だ。」
嶋は、雅達が去った後で渡達に質問していた。
「とりあえず、まずはいい出だしだ。」
雅は、マシンディローダーを押しながら歩いて進む。
「そうだね。でも、なんだか気味が悪い。」
フェイトはそう言う。それもそのはず。街には、『ファンガイアに人権を!』『人に裁かれるファンガイアに愛を!』『ファンガイアを差別する人間は危険な民族』などのプラカードを持ったファンガイアによるデモ活動が至る所で行われていた。
「だと思う。僕も嫌な気持ちだ。でも、これは仕方のないことだ。異なる種族が同じ土地に生きることは、出来ないんだ。」
雅がフェイトと話していると、いつの間にかファンガイアに囲まれていた。
「雅、どうするの?」
「ディロードの力じゃファンガイアを倒してしまう。それなら!」
【CHANGE RIDE-ACCEL DRIVER-】
雅はディロードライバーをアクセルドライバーに変化させる。
<トライアル!>
「変身!」
雅はトライアルメモリを使い、仮面ライダーアクセルトライアルに変身。
「全力で振り切らせてもらう。」
高速で動き、その軽いダメージで近づくファンガイアを気絶させていった。
「フェイト、もう大丈夫だ。」
雅は変身を解除し、フェイトと供にその場を去る。
翌日、フェイトはカフェ・マルダムールで驚いていた。何故なら、全ての新聞が昨日のファンガイアによる襲撃事件を捏造し、『人間によるファンガイアへの無差別暴行傷害発生!協定決裂まであとわずかか?』と大きな見出しで載せていたからだ。
「やはりそうなったか。」
「雅、なんで落ち着いているの!?」
「考えみるんだ。別の種族と共存しようとすれば、まず相手はマスメディアに入り込んで、捏造記事を載せる。長い間信頼されてきたそれらを国民は疑わず、いずれそのせいで肩身が狭くなり、国は乗っ取られる。僕の住んでいた世界でもそれはあって、おかげで僕の民族はそいつ等に根絶やしにされる寸前まで追い込まれたんだ。」
「待って、雅の住んでいた世界には、怪人みたいな敵はいないって──」
「僕がいつ、怪人がやったって言った?その主犯は僕達の国の隣国の奴らだ。解るか、フェイト?同じ人間でもこれだけ争うんだ。人間とファンガイアが共存しようとすればいずれこういう事件は起きるものだ。」
「でも、雅が本当の被害者なのに、雅が悪者
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