進路指導のウィザード
停戦協定からの今後の予定×いつもの風景とファーブニル
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まあな。だが本気で叩いたのか、授業を真面目にやってたので各先生達は動揺が広がっていた」
「マジかよ。アイツらが真面目に受ける様子は見たかったな」
俺らの弁当を開けてから食べるが、匙はお袋らしいけど女子組はシーグヴァイラらの弁当にあるのを交換していた。ソーナも婚約前だと料理がダメだったけど、現在はレイヴェルとお菓子作りをしたり俺らの弁当係となった。だが俺に料理を作らせてくれないのは、別名女殺しと呼ばれる程にプライドを粉々にする破壊力。料理全般に関してはIS外史にて学んだ。
「そう言えばリアスから伝言で、今日の夜に発つそうですよ」
「目的地はルーマニアの山奥だったか。ま、俺らはいつも通りにする訳だ」
そう考えながら弁当を食って、生徒会室から教室に戻ってもアイツらは真面目に過ごすと言うレアな光景となっていた。放課後には戻ったが、俺らは部室に行くとまだ準備中なのか男子組である祐斗とギャスパー。アザゼルもトランク持って待機となったが、しばらくすると二人も来た事で俺が使う巨大転移魔法陣の上に乗る三人。
「本来なら何度も魔法陣を介してヨーロッパまで飛ぶけど、俺が使う事で一気に飛べるようにした。感謝しろよ、ここまで使うのは余り無いのだからな。それとアザゼルら三人に持たせた通信機器は、俺らが使う通信機器だから大切に使ってくれ」
「一ちゃんは何でも出来るようだし、小型ジェットをチャーターしてくれたのも一ちゃんだろ。それとこの通信機器に関してもな」
「吸血鬼は独自な結界を張っている様子だけど、移動手段まで考えてくれるのは流石一誠君だよ。車も蒼い翼からだしね」
「一誠は何でも屋が出来そうなぐらいね。辺鄙で人里離れた鎖国世界とも言うし、この先の事もきっと予知してそうだわ」
何でも屋だけど実際は蒼い翼の力を使っただけで、俺個人の力ではない。ヴラディ家に関してもだが、何とかして来るつもりで行く気なので俺らの機器を貸しただけ。この件が片付けたら返却してもらう手筈。
「一誠。私が居ない間、グレモリー眷属を任してもいいかしら?指揮権は貴方の方が良いかと思うのだけど」
「その件についてだが朱乃から軽く聞いていた、俺ではなくシーグヴァイラかソーナが良いと思うぞ。基本黒神眷属の指示を出すし、俺は最前線タイプだから前に出てるからな」
「分かったわ。じゃあ朱乃、しばらくはソーナとシーグヴァイラに指揮権を渡すけど何かあれば相談に乗りなさい」
「はい、リアス『私も黒神なのですが』」
と朱乃から念話が来たけど、俺らは無言で頷いていた。朱乃も白音も既にハイブリッド・ピースだからか、俺らCB側なので複雑な空気になっていた。何点か確認をさせてからだが、アザゼルはソーナとロスヴァイセに笑みを向けていた。
「じゃ、学校の方は
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