第41話 開く扉(後編)
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フラガ
「それって多いのか?」
キラ
「役職によりますが、最低でも地球軍の5倍以上だと思います。」
マリュー、ナタル、フラガ
「え?」
フラガ
「キラ、お前の階級だと俺よりも多かったのか?」
光輝
「キラ君の場合はM1アストレイのOS開発分もミスリルで買い取りしてあるから、
ムーが地球軍で貰う一生分より多いぞ。」
フラガ
「げっ、キラ今度何か奢れ。」
マリュー
「ムウ、相手は年下よ。」
光輝
「軍人は手に職を持っていないからなぁ。
マリューさんなら戦争が終わっても技術があるから大丈夫だ。」
フラガ
「俺には再就職の先は?」
光輝
「S.M.Sでテストパイロットか、エクリプス社の輸送船の船長ぐらいかな。
軍人は潰しが効かないからな。」
フラガ
「くっ。」
光輝
「割のいい仕事ならあるぞ。火星や木星の資源輸送だ。」
フラガ
「火星や木星?往復何年掛かるんだ。」
光輝
「1日も掛からない。」
「「え?」」
光輝
「ワープ航法、フォールドと呼んでいるが今は一部の者にしか公開していないから、
割がいいぞ。」
フラガ
「ワープ?」
光輝
「私のバルキリーでも可能だし、ミスリル仕様に改修したアークエンジェルとクサナギも出来る。重力制御や慣性制御はその副産物でしかない。」
フラガ
「本当か?」
光輝
「私は嘘をつかない。ミスリル待遇になった時に、ここにいるメンバーは学習システムのセキュリティーが解禁になっている。」
フラガ
「キラ達は知っていたのか?」
光輝
「階級の制限で知っているのはキラ君だけだ。」
キラ
「はい、一度だけ火星上空へ連れって行って貰いました。」
光輝
「魔法だけが私の全てではない。」
ラクス、アスラン、バルトフェルド
「「魔法?」」
光輝
「そう魔法。」
光輝は手の先から火や水の玉を出して見せた。
光輝
「ラクスはデブリベルトで会った時にステージを覚えているかな。
あれはデブリベルトの戦艦の廃材を魔法で錬金して作ったんだ。」
ラクス
「まあ。」
フラガ
「こいつを見ていると、コーディネイターが新たな種だと信じられないくらい、
非常識な奴だ。」
「「うん。」」
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