第41話 開く扉(後編)
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って、託したものだと思う。
それに推測だが、ユーレン・ヒビキ博士はコーディネイターの可能性がある。
ヒビキの名前は、西洋で少ないし遺伝子研究で注目される程の実績がある。
ハーフの可能性もあるが、コーディネイターの血が混じっていても不思議ではない。
その点も含めて、オーブで育ったのは良かったと思う。
オーブは唯一ナチュラルとコーディネイターを排斥しない。
金髪も珍しくない。
そしてウズミ殿が望んで、自分の子供とした。
キラ君もカガリも望まれて存在している。
そして周りから愛されている。
それを伝えたいと思い、この情報を隠さずに伝えている。
いつか直面する問題なら、隠されているより真実を伝えた方が良いと考えた。
その上でもう一つ伝える事がある。
カガリはキラ君やアスラン君と同じSEED因子を持っている。」
カガリ
「え?」
アスラン
「僕も…?」
光輝
「アスラン君もニコル君が死んだと思った時に、感情とは別に冷静な行動が取れていたはずだ。
あの時、君の反応速度はコーディネイターの枠から外れていた。
明らかに脳のリミッターを解除していた。
SEEDが『優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子』かは分からないが、
優性遺伝の可能性はある。私も受け継いでいるのだから。」
カガリ
「コウキと同じ?」
光輝
「キラ君は私の元で、ある程度コントロール出来るようになった。」
アスラン
「キラ?」
キラ
「少しは…」
光輝
「地球軍が核で攻めて来るまで、もう少し時間が掛かる。
その間にエターナルの改修と合わせて、二人には訓練を付けて揚げよう。」
マリュー
「核攻撃?」
光輝
「大丈夫だ。渡ったNジャマー・キャンセラーは核爆発しない方だと確認取れている。
ユニウス7の悲劇は繰り返させない。」
「「ホッ。」」
バルトフェルド
「エターナルの改修はいいが、戦後にザフト軍へ引渡さなくていいのか?」
光輝
「ああ、ザラ議長にはミスリルに貰い受ける内諾を取ってあるし、
それに見合う対価は余分に資源で支払う予定だ。
それにクライン派とバルトフェルド隊長は今回のクルーゼ亡命で汚名は回復される。」
フラガ
「裏切り者は俺達だけか。」
光輝
「その心配はない。オーブ戦での賠償請求でアークエンジェルとそのクルーは、
オーブに帰属している。
ただ大西洋連邦に家族を人質にされないように、手配していたのでクルーに心配させないように配慮していただけで、希望者はオーブに移住している。
預金も勝手ながら、オーブのエクリプス銀行に移している。
賠償金からアラスカの時点での退職金とそれ以降はミスリルの待遇での給料が支払われる。」
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