陸上自衛隊その他の装備設定1
[8/23]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
遣など、一般道路を使用する際は、73式小型トラックや73式中型トラックなどと共に使用される。非装甲車両として設計されており、ボンネットはFRP製で、防弾構造になっていないが、一般的な積層方法で製造されるメガクルーザーに対し、高機動車では真空成型となっている。ラジエーターも一般の自動車同様、垂直に置かれている。
一部車両は運転席と助手席の間のスペースにエアコン装置を装着している。初期生産型はシートのリクライニング機構が省かれていたが、
後の改良でリクライニングシートとオプションでCDプレイヤー付きラジオが設定された。固定武装は無いが、銃架をロールバーに取り付ける事で、普通科隊員が装備している5.56mm機関銃MINIMIを据え付けて射撃する事ができる。現在生産されている73式中型トラックと本車のシャーシは、4WSの有無、
ホイールベース、
ばねレート以外は共通となっている。
当初、ダイナ/トヨタ・トヨエースなどに使われていた総排気量4104ccの直列4気筒直噴ディーゼルエンジンである15B型に、ターボとインタークーラーを装備した15B-FT型(155馬力、
短期規制適合)を搭載していた。その後、自動車排出ガス規制の段階的な強化に対応し、噴射ポンプを電子制御化して長期規制に適合した15B-FTE型(170馬力)に換装した。新短期規制以後は、排気量4009ccの日野自動車製N04Cシリーズ(N04C-VH、163馬力)へと変更されている。
ドライブトレインは、任意にロックできるセンターデフを持つ、フルタイム4WD。
デフには前後ともに電動デフロック機構対応のトルセンLSD(タイプA)を装備している。さらに、3次減速装置としてハブリダクションドライブを持ち、それに伴いホイールブレーキはインボードマウントとなった。
初期型のエンジン始動は夏場でも一定時間ON状態にして余熱を行い、電気系統とブレーキ用コンプレッサー作動のチェックを必要とする反面、15B型エンジンの長所として始動性が良い(クランキングが短い)。現在生産されている車両は予熱をあまり必要としない分、初期型に比べ、長くスターターモーターを回す必要がある。
サスペンションは4輪ダブルウィッシュボーンで、ハブやサスペンションアームは4輪ともにある程度の互換性を持たされている。後輪に油圧式操舵装置を持った逆位相4WSを採用している。これは、最小回転半径を小さくするための機構だが、
高速走行時にも大舵角を切れば後輪は前輪とは逆位相で動くため、パニック操舵時の安全性には問題が出る場合がある。
センタリングスプリングによるフェイルセーフ機構が備わっており、油圧系統の異常時や、エンジンが止まり、油圧が下がると中立に戻る。
また、ハブリダ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ