陸上自衛隊その他の装備設定1
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ベースで、ショートホイールベースモデルのフレーム後端を若干伸ばし、積載対応のためリーフリジッド化された車両が採用され、「(新)73式小型トラック」となった。新型装備ではなく、あくまでも旧型車両の更新であるため、複数メーカーによる競争入札は行われておらず、「73式」の呼称が引き継がれ、制式名称は「73式小型トラック」(平成13年度納入車から「1/2tトラック」に変更)となった。
リアエンドパネルにアクセサリソケットと左右ドアに灰皿を搭載したほか、災害情報収集のためAM・FMラジオも標準装備されている。また民間向け車両の部品を流用した事からエアコンのような快適装備も引き継がれ、
冷房可能なエアコン搭載車となるが、
電装系は民間向けパジェロの12V仕様に対し、防衛省向けは24Vであるため、操作パネルは同じながらも中身は別物である。
方向指示器およびライト切り替えスイッチは手袋等着用した状態でも操作しやすい様、旧型に類似したものを使用しており、ライトの点灯はロータリスイッチとライトスイッチの操作が必須となる。
変速機はロックアップ機構を省いたトルコン式AT(フルードカップリングを発展させてトルク増幅作用を備えたオートマチックトランスミッション)で、市販型パジェロの2代目車両となるJ-TOP(幌車)の専用タイヤであった18インチの大径タイヤ(横浜ゴム製215/85・18、専用鉄ホイール)を装着し、デフロック可能なセンターデフ式フルタイム4駆機構のスーパーセレクト4WDを備える。
不整地走破性は旧式純正JEEPと同等程度の性能を持つとされるが、前輪がリジッドから独立懸架となったことで操縦安定性は向上した。タイヤ径の拡大により、
地上高、特にアクスルデフ下の最低地上高が増大している。
幌の形状も初期と現行で仕様が異なり、素材変更及びロイド(スクリーン)部分の大きさ変更や、
バックドアカーテン・リアカーテンのウインドウカーテンがファスナにより取り外すことが可能となっている。
500kgの最大積載量があり、固有の搭載火器はないが左右ドア内側に64式小銃もしくは89式小銃を固定出来る小銃取付具が取り付けられており、また5.56mm機関銃MINIMI、12.7mm重機関銃M2などの各種機関銃、対戦車ミサイルなどを搭載することが可能。誘導弾や通信機器の搭載専用車両は2人ないし3人で運用される。基本型は6人の乗車が可能だが、従来のジープ型が後部扉から乗降する後部4人に対し、
パジェロベースは最後部第3席は対面2人乗車であり、残りの2人は前席後部第2席に運転席及び助手席のシートを倒して乗降する。
指揮官車など通信機材が積載された車両に関しては中間に有る第2席右側(背もたれ)を前方に倒し第2席用無線機架台用台座を設置するため
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