暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
555 〜出会いは激突から〜
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
れず、いずれは崩壊する。アークオルフェノクの力をわけてもらわない限り。

しかし、自身がいずれ死ぬとわかっていたも、乾巧はアークオルフェノクを倒したのだ。
どうやらアークオルフェノクはまだ生きているらしいのだが、もはや巧が王に延命してもらえることはないだろう。


故に巧が戦ったことで真理はあんなにも怒っているのだ。



「なるほどね・・・・・巧・・・だっけ?」

「なんだよ」

「それがお前の望みなのか?」

「・・・・ああ。確かにオルフェノクの中にも・・・・いい奴はいた。でも、俺はオルフェノクのような生き方は絶対に許さない。」

「ならばよしだな」

蒔風が何か納得し、巧に握手を求めた。


「よろしくな。「奴」を倒すまでのそんなに長くない間だが、頼む」

「任せておけ。この家は好きに使ってもいい」

「ちょ、ちょっとたっくん!?」

そんな巧の言葉に、啓太郎がうろたえる。
この家は啓太郎の実家だ。
そこに勝手に住んでもいいなんて言われればそれは焦るだろう。

「いいじゃねえか啓太郎。小さいこと言うなよ」

「そんなぁ〜〜〜」

「啓太郎。大丈夫だ。まあ、ちょっとものは相談で・・・・・」

蒔風が啓太郎の首に腕を回し、何やらこそこそと何か話をする。
そして五分後、啓太郎が叫んだ。

「皆で歓迎パーティーをしよう!!!!」

「「心変わり早くねえか(ない)!?」」



そうして今夜も夜が更ける。
そのパーティーの様子はまた別の機会に






to be continued


[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ