第一章:旧校舎のディアボロス/初覚醒のスレイヴ
Change9:救出と動き出す運命〜Raid of the fallen angels〜
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情が調子乗っているんじゃないわよ?貴方達、奴を殺しなさい。」
「「「御意」」」
すると俺を追わんとばかりにレイナーレの部下らしき堕天使が俺に向かって光の槍を投げてきた。
避けるのは簡単だがもしも民家に当たったら不味いな、攻撃を受けるにもアーシアを抱えている状況では流れ弾がアーシアに当たる可能性もあるな、どうする・・・・
《戦況を解析。"緋 晶 残 光"仕様可能になりました。》
俺がこの状況の打開策を考えていると俺の目の前に新たな装備とその概要が表示された。俺は装備についての概要を一瞬で読み上げた。
なるほど、この装備なら行けるな。
俺は装備を使用する前に抱き抱えているアーシアに話しかける。
『少し荒れるから捕まえられるところに捕まれ。』
「は、はい、わかりました」
俺はアーシアがしっかり捕まった事を確認し、新たに表示された装備を使う。
すると両腕の籠手と足のかかとの部分が澄んだ起動音と共に緋色に発光し始め、まるで飛行機雲のように足から、緋色の奇蹟が出てきた。
『こいつを食らえ。』
「きゃぁ!」
俺は飛んで来る光の槍の方向に体を向け足からまるで結晶化したような残光を鎌鼬ように打ち出す。
バキィィィィンッ!!!
そして俺が放った残光と三本の光の槍が衝突し堕天使達の視界が一時的に塞がる。
俺はそれを機に全速力でアーシアを抱えながら逃げた。
俺は堕天使を完全に撒いて自宅の玄関にゆっくりと着地した。だがアーシアがまだ俺の装甲にしっかり捕まっていた。
『もう大丈夫だ、離してもいいぞ。』
「は、はい!助けてくださってありがとうございます。・・・・」
そういえば俺はアーシアに自己紹介していないな忘れていたな。
俺は機人化を解いてアーシアに自己紹介をする。
「改めて、俺は神無月進。まあイッセーの友達と思ってくれればいい、シンと呼んでくれ。」
「は、はい先程はありがとうございました。シンさん。」
しばらくして、俺はアーシアを家に招き一息ついてもらい、俺の布団に寝かせた。
そして俺は事後報告のため部室に電話をかける。
『待っていたわシン。結局どうなったのかしら?』
「とりあえず、シスターを回収したあと堕天使の集団を撒いてきて今はシスターは俺の自宅で休んでいます。」
『二人とも無事で何よりだわ。こっちは負傷したイッセーの治療を終わらせたところよ。貴方がイッセーの傷の応急措置を取ってくれたお陰で治療が楽だったわ。でも大事をとって明日はイッセーには学校を休んで貰うことにしたから。』
「別に当然の措置しただけですよ。とりあえずイッセーにはアーシアを無事保護したって伝えといてください』
『
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