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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
10話『新たなる力』
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る。
「麗紅騎士レッドウォーリア」
「嵐騎士ガンダムマークU」
「剛騎士ヘビィガンダム」
流星より現れるのは三人のガンダム族の騎士達……。彼等の異名こそ幻夢界を打ち破りゼ・ダン要塞の最後の番人たる獣騎士ベルガ・ダラスを討った姿より与えられた……『流星の騎士団』と。
『ぐっ……こうなれば、奴らだけでも!!!』
かつて己を倒した宿敵の姿に動揺を見せた獣騎士ベルガ・ダラスだが、せめて一矢報いようと言う様子でそういい残し姿を消す。
「待て! ……マズい、あいつは先に一兄達を殺す気だ」
「彼等の事なら私達に任せてもらおう」
姿の消えた獣騎士ベルガ・ダラスを追おうとした四季を麗紅騎士レッドウォーリアが呼び止め、それを投げ渡す。
「これは……銀の円盤」
「僧正ガンタンクRから君の分も預かってきた」
「これは君の戦いだろ、君の手でベルガ・ダラスを倒すんだ」
「は、はい」
流星の騎士団の言葉にそう答える。一夏達三人を助けに向かったのだろう、再び流星となって飛び去っていく。
「行こう、ブレイヴ」
「待て」
銀の円盤を持って獣騎士ベルガ・ダラスの追撃に向かおうとした四季をデュナスモンが呼び止める。
「本来なら、デュークモンを迎えるために来ただけだったが、ヤツラやお前を見て気が変わった。お前に力を貸してやろう」
「ありがとう」
デュナスモンの言葉に礼を言うとふと、ブレイヴの追加装備に付け加えられている機能を思い出す。
「協力序でに1つ頼みたい事があるけど……頼めるか?」
「何かは知らんが……既に力を貸すといったはずだ」
「それなら……来い、『アメイジング・レヴD』」
追加武装の一対の多目的兵装のアメイジング・レヴの1つを呼び出す。支援メカ形態のために鳥の様な姿をしたそれは、
「なるほど、そんな力が有るのか?」
「ああ。幻夢界からの脱出は兎も角……デジモンの事はIS学園側に知られたくないからな」
知られたくないのは学園と言うよりもその上で、理由は主にデジタルワールドの為に、である。
「面白い、お前の戦いとやら、真直で見せてもらおうか」
「それじゃあ、行こうか」
「応!」
デュナスモンと共に新たな流星になると、四季は幻夢界を飛ぶ。
管制室……
「アリーナで何が起こっているんだ?」
「わ、分かりません!」
生徒四人を飲み込んだ黒い球体状の空間がアリーナの中心に座している。周囲は千冬を指揮官として、学園に配備されている量産型のISの『打鉄』や『ラフェール・リヴァイブ』を装着した教員の部隊で囲んでいるが、中の様子が分からない以上余計な手
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