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提督していない提督による騒がしい日常
横須賀2日目、恐るべき団結と加賀の暴走
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さんに言い付けよう」
「最近の駆逐艦は怖いねぇ...」
うちの子達は毎日暇してるくらいだから、根っこから違うのかな
すると飛龍が入ってきて
「久保さん、また執務サボってますね?」
うわ、やべぇ...仕事モードか...
「いやぁ、今日は珍しく終わったよ」
俺は冷や汗をかきながら中身の無い言葉を言う
「嘘ついて逃げると多門丸に怒られますよ?」
多門丸...?た...たも...船?
あぁ、あの鬼教官か...
「執務をしたら負けだと思っている、多門丸なんて上等」
すると一瞬のうちに俺の背後に回り込んでいた飛龍に襟を掴まれ
執務室へと連れていかれた
「働いたら負けだ!!仕事なんてしたくねぇ!!」
「クビにされても知らないよ」
「されそうになってもどうせお前止めるだろ」
「まあね、あなたのいない鎮守府は私の、ましてや私達の居場所じゃないからね、あなたがいなくなる時は私達がいなくなったあとだよ」
「これほどぐーたらできる良環境は無いぞ、感謝したまえ」
「んなこと言う前に執務しなさい」
執務室にはいるなり鍵を閉められ、執務をさせられた

執務自体はすぐ終わり、仕事モードが切れた飛龍と執務途中で入ってきた蒼龍と喋っていたら日が暮れた
「なんか外騒がしかったよな、艦載機の機銃音したし」
「あれは多分零52かな?少なくとも零の機銃音だと思う」
と、無駄と言えるほど艦載機大好きな蒼龍が言ってきた
「あ、そう...ってそこじゃねぇ」
「なんでその音がしたか...でしょ?」
そうだ、そこだよ
「「「まぁいいか」」」
その後、夜ご飯を食べ、ゆったりとした時間を過ごし、布団戦争をして寝た
「今回は俺の勝ちだ」


朝...
外が騒がしく、窓から見てみると
宮本、そして加賀の2人のことで揉めて、憲兵が来たんだろう
「おーい、憲兵達、あの2人の揉め事は適当に無かったことにしてくれ、めんどくさいから」
それだけ伝えたあと窓を開け、大きな声で
「朝っぱらから何してんだァ!!」
と一喝した
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