暁 〜小説投稿サイト〜
エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第39話 立ちはだかるもの
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
だろう。奇跡の生還のヒーローだしな。」

アデス
「そのとばっちりを受ける我々は堪りませんよ。」

クルーゼ
「ふ。仕方なかろう。物事はそうそう頭の中で引いた図面通りにはいかぬものさ。
ましてや人が胸の裡に秘めた思惑など、容易に解るものではない。」

イザーク
「ふ。」

クルーゼ
「今度出会えばアスランは敵だぞ?」

イザーク、ディアッカ、ニコル
「…」

クルーゼ
「討てるかな?」

イザーク
「…無論です!裏切り者など!」

ニコル
「…」

Sideout



Side マリュー・ラミアス

光輝
「ここを拠点にしよう。」

バルトフェルド
「こいつは確か、開戦前にバイオハザードを起こして破棄されたコロニーだろ?」

フラガ
「ああ、このメンデルの事故はオレも記憶にある。けっこうな騒ぎだった。
でもま、とりあえず陣取るにはいいんじゃないの?」

ラクス
「当面の問題はやはり月でしょうか?現在地球軍は修復したパナマから次々と部隊を送ってきていると聞いています。」

マリュー
「プラント総攻撃というつもりなのかしらね?」

光輝
「それもあるだろうが、地上でモビルスーツ運用が難しいと言うのと、
ある程度実績を上げないと、立場が危ない連中が上にいるからな。
それなら明確な戦果をとプラントを狙ってもおかしくない。」

バルトフェルド
「元々それがやりたくて仕方ない連中がいっぱい居るようだからな。青き清浄なる世界の為に。」

マリュー
「…」

フラガ
「よせよ!」

バルトフェルド
「ふ、僕が言ってるわけじゃないよ。」

フラガ
「ま、事実だけどな。」

バルトフェルド
「なんでコーディネイターを討つのが、青き清浄なる世界の為なんだか。
そもそも、その青き清浄なる世界ってのが何なんだか知らんが、
プラントとしちゃあそんな訳の分からん理由で討たれるのは堪らんさ。
しかし、プラントもナチュラルなんか既に邪魔者だっていう風潮だしな。
当然防戦し反撃に出る。二度とそんなことのないようにってね。それがどこまで続くんだか。」

マリュー
「酷い時代よね。」

フラガ
「ああ。」

ラクス
「でもそうしてしまうのも、また止めるのも私達、人なのです。
いつの時代も、私達と同じ想いの人も沢山居るのです。創りたいと思いますわね、そうでない時代を。」

キラ
「うん。」

光輝
「そうだ、そしてそれはミスリルではいけない。与えられた平和は長く続かない。
それと人を裁くのまた人である。」

Sideout



Side アスラン・ザラ

カガリ
「こんなとこに居たのかよ。」


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ