第38話 ラクス出撃?
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探しましょう。
求めたものは何だったのでしょう。幸福とは何でしょうか?
このように戦いの日々を送ることこそ、愛する人々を失っても尚、
戦い続けるその未来に、間違いなく待つものなのでしょうか?』
ザラ
『苦しくとも今を戦い、そして平和で輝かしい…』
クルーゼはモニターの電源を切った。
クルーゼ
「ラクス・クラインには、議長もだいぶ手を焼いておいでのようだな。
よもやそれで我等に帰国命令が出たわけでもなかろうが。」
イザーク
「しかし、私には信じられません、彼女が反逆者などと…。」
クルーゼ
「そう思う者が居るからこそ、彼女を使うのだよ、クライン派は。
君達までがそんなことでどうするね。様々な人間の思惑が絡み合うのが戦争だ。
何と戦わねばならぬのか、見誤るなよ。」
Sideout
Side 相良宗介
宗助
「ウルズ2応答せよ、こちらウルズ6。」
クルツ
『こちらウルズ6、どうした。』
宗助
「クルーゼが入店、以降監視する。」
バーラウンジのモニターにエザリア・ジュールの演説が映っていた。
エザリア・ジュール
『ラクス・クラインは利用されているだけなのです!その平和を願う心を。
そこのことも私達は知っています。だから私達は、彼女を救いたい。
彼女までをも騙し、利用しよとするナチュラル共の手から。
その為にも、情報を、手掛かりを、どうか彼女を愛する人々よ。…』
宗助
「ウルズ2応答せよ、こちらウルズ6。」
クルツ
『こちらウルズ6。』
宗助
「クルーゼが諜報員と接触、データディスクを受け取って、店の外に出た。
これより、尾行に移る。」
クルツ
『了解、こちらでも確認した。』
Sideout
Side パトリック・ザラ
ザラ
「ああそうだ。クルーゼが情報を持ち帰った。
何故フリーダムがオーブに渡ったのかなど分からんよ。
アスランが何か掴んだかもしれんが、あのバカめ、報告一つ寄こさん。」
バルトフェルド
「極秘で命じられた任務でありましょう?迂闊な通信も、情報漏洩の元ですからな。」
ザラ
「調子に乗ったナチュラル共が、次々と月に上がってきておる。
こんどこそ叩き潰さねばならんのだ。徹底的にな。」
バルトフェルド
「解っております。存分に働かせてもらいますよ。
俺の様な者に、再び生きる場を与えて下さった議長閣下の為にも。」
Sideout
Side イザーク・ジュール
イザーク
「これが新型のゲイツか?」
整備員
「ぁ!ええ、MMIの最新鋭主力機です。今こいつがどんどんラインに乗ってますからねぇ。
配備が進めば、
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