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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
7話『招かれざる襲撃者』
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ケンシュタインの様な人型のIS達は一斉にIS学園へと降り立つ。1つはアリーナへ、そしてもう1つは……。
「来い……ゼロ炎!!!」
今朝受け取ったもう一機の専用機『ウイングカンダムゼロ炎』を身に纏い、黒い頭を持ったIS達と対峙する。その瞬間、頭部が変形し黒いガンダムタイプの頭部が露になり、シャッフルガンダムとしての真の姿を曝す。
一夏と鈴の間に最初に現れたのは完全装甲の機体。侵入者は長い腕に四門の砲塔を持ったISだった。
突然の乱入者に一般生徒達に動揺が広がり始める中、新たに現れたシャッフルガンダムが侵入者の後ろに降り立つ。
そして、邪魔だとばかりに片腕で侵入者を殴り飛ばす。それによって吹飛ばされる侵入者だが、侵入者は腕の砲塔を向けてビームをシャッフルガンダムへと放つ。
「「なっ!?」」
驚愕の声を上げる一夏と鈴。ビーム兵器を装備した侵入者もそうだが、シャッフルガンダムは片腕を曝しただけでビームを霧散させて見せた。そして、それによってシャッフルガンダムも侵入者を敵とみなしたのだろう、其方へと視線を向け頭部が変形しガンダムタイプの頭部を曝す。
そして、
『システム起動、トランザム』
蹂躙が始まった。全身が赤く輝いた瞬間、シャッフルガンダムの姿が消え、侵入者が殴り飛ばされる。
『ムラマサブラスター展開、ダークネスフィンガー発動』
次の瞬間、アリーナの観客席から悲鳴が上がる。
「お、おい……」
「う、嘘……」
シャッフルガンダムの腕が侵入者の胸を貫いて貫通していた。ISは人が乗らなければ動かない、そして、あんな状況で人が生きている訳が無い。突然の惨劇に目撃した全員が言葉を失ってしまう。
そして、シャッフルガンダムは侵入者を投げ捨てると無数のビームの刃が添加された剣で投げ捨てた侵入者をバラバラに解体していく。丁寧に付け根から両腕を切断すると、乱暴に頭と体、両足をバラバラに切り裂いていく。そして、己の足元に転がる頭部を踏み砕く。
『障害排除完了、たーげっとノ殲滅ヲ最優先トスル』
金色に輝くシャッフルガンダムと目が合った瞬間、一夏と鈴の背中に冷たい物が奔るのだった。
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