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IS ーインフィニット・ストラトスー 〜英雄束ねし者〜
7話『招かれざる襲撃者』
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そう考えて自然と秋八の貌に笑みが浮かぶ。“初めから何が起こるか分かっている”様なことを考えながら、己のIS黒式の待機状態である左籠手に触れる。
四人がヒットの扉を開けると、
「待ってたわよ、一夏!」
「貴様、どうやってここに!」
「ここは関係者以外立ち入り禁止ですわよ!」
「アタシは関係者よっ、一夏関係者。だから問題無しね」
何故か鈴が居た。はっきり言って対戦相手な時点で関係者と言っても入ったら問題有りだろう。
「だってさ、一夏」
「いや、オレに言うなよ」
「で、一夏、反省した?」
「へ? 何が?」
そう言って一夏に話を振る秋八を置いて鈴は一夏に問いかける。だが、当の一夏は何も感じていない様子だった。……気付いて居ないと言うべきかも知れないが。
「な、何がって……」
一夏の言葉に思わず頭を抱えてしまう秋八。
「た・か・らっ! あたしを怒らせて申し訳なかったなー、とか! 仲直りしたいなー、とか! 有るでしょうが!」
「いや、そう言われても……。鈴が避けてたんじゃ……」
「アンタねぇ……。じゃあ何? 女の子が放っておいてって言ったら放っておくわけ!?」
「おう。何か変か?」
思いっきり間違っている。
「変かって……? ………………………。ああもう! ホント、四季とは大違いね!」
『恋人に怒られる』と言う点は兎も角、放っておけないと言った四季と比べると怒りが余計にこみ上げてくる思いの鈴だったりする。
(う、うわぁ……)
(ダメだコイツ……)
(乙女心をさっぱり理解していませんわ……)
上から秋八、箒、セシリアの順である。四季が居たら『一兄たる由縁だ』と言っていただろう……。
「何でそこで四季が出て来るんだよ?」
「そんな事どうでも良いから謝りなさいよ!」
「だからなんでだよ? 約束は覚えてただろう? 大体四季の推測は、お前だって違うって言ってただろ?」
「あっきれた! まだそんな寝言言ってんの? 少しは察しなさいよ!」
確かに覚えていたが肝心の所が大きく間違っている。そりゃもう致命的なレベルで。付け加えると……どう考えても人前で聞くような内容ではない。……特に鈴の様なタイプには、である。
……四季はコメントしている。『一兄、状況を少しは考えてくれ』と。はっきり言って四季は致命的なレベルの鈍感である一夏とは違い……詩乃の影響なのか好意については比較的敏感である。
「あったまきた! どうあっても謝らないって訳ね」
四季のアドバイス通り、思いっきり喧嘩するべきだと決断する鈴。流石に此処で謝る様ならば喧嘩するのは止めようと思っていたが、決断する。『こいつ
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