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ゲート 代行者かく戦えり
第一部:ゲート 開けり
カルデアの日常&第3偵察隊出陣せん!
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想家で、世界を平和にするためにはどんな手段も選ばないという過激派でもある。
マスターに関しては、彼も自分と同じく世界平和実現のために率先して戦う人間なので気が合い、
マスターと一緒に地獄でも最後までお供する覚悟がある。


2人は今まで何をしていたのかというと、
日課のナンパをダビデが行っているのを見た天草がそれを止めようとして近づいたが、それは彼の罠で無理やり連行される羽目になり、そのまま天草のおごりで合コンを開催されてしまい、途中で逃げだせばよいものを律儀に最後まで付き合っていたいのだ。


彼曰く、つい彼の挑発に乗ってしまったとのことだ。こうして亜人の女性たちと親密を深めたダビデはおごってくれた礼を兼ねて休憩室でコーヒーを飲もうと彼を誘い、断る理由も天草には無かったので承諾し、入口に来たところでホットケーキを食べようとしている場面を見つけて今に至るのだ。




とりあえず折角食べようとしたホットケーキを横取りされて激おこぷんぷん丸となっている信長をブーディカと天草の2人が宥め、4人はおやつの時間を楽しむ。
ダビデのデコレーションは蜂蜜を満面に塗れまくったもので、天草は一面にバターを塗った後にメープルシロップをふんだんに掛けている。
自由に食べ始めている内に、一行は気になっている今後のカルデアの動きについて話し出した。


現在、カルデアが味方しているこの「自由の民」の敵である「帝国」は、自分たちの働きともう一つの勢力によって大いに弱体化している。
もはや全盛期の半分以下の国力となっており各地で反乱祭りが開催され、帝国軍や国力はどんどん減少していくばかり。
その一方で、反乱軍はこちらに寝返るので反比例的にこちらはどんどん勢力が増加されていく。しかし、もう一つの勢力である「黒王軍」とも対立関係となっているので、戦況は依然として有利とはいえない状況である。


その黒王軍は今や帝国を超える勢いを誇っており、その勢力も最大規模である。
そして明らかに自分たちと同じ勢力の支援”を受けているらしく、戦車や戦闘機など現代の東側諸国の兵器を繰り出してきている。どうやらこの特地で生産すら行っているようだ。おまけに潜入したアサシンたちの報告によると、核兵器や生物兵器までも保有しているらしく、
下手すると核戦争や民族浄化が発生する恐れがあるのだ。


おまけに連中にはサーヴァントは現在確認できていないが、ファブニールなど悪名高い怪物が部隊に参加しており、更にマスターの様な常人とは違う力を持つ人間がちらほら存在しているのが確認されている。アサルトライフルや対戦車兵器、機甲師団や縦深戦術など、近代兵器を揃えて近代戦術に則ったやり方で攻めてくるので、明らかに何か彼の様な存在が裏に潜んでいるのが嫌でも理解できる。


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